逢坂町






 逢坂町は大連大広場から1.6キロほど南に存在した、大連随一の遊郭街である。大連には二大遊郭があり、一つが小崗子、もう一つがここ逢坂町であった。地区の入り口手前には路面電車(市電)春日町駅があり、中心市街からのアクセスも便利であった。『全国遊郭案内』(日本遊覧社、1930年)によると娼妓の人数は900人、貸座敷の軒数は70軒を数えたという。現在は武昌街となっている。





dairen_geore_078:大連逢阪町


 絵はがき左手に見えるのが入り口、手前側左右に伸びるのが春日町の通りで、路面電車もみえる。

古絵はがき(表) 裏面

現在の写真


dairen_geore_134:大連春日池より逢坂町を望む


 春日池は1914年に作られた人口の貯水池で、春日町の通りを挟んで逢坂町と向き合っていた。現在は緑山湖といい、大連の人は老鱉湾(ラオビエワン)と呼び慣わしているという。絵はがきは春日池越しに逢坂町入口方面を望む。右手に見えるのは大蓮寺と思われる。

古絵はがき(表)

古絵はがき(裏)