キタイスカヤ街






 キタイスカヤ街は、1898年に作られた、全長1400mの埠頭区一のショッピングストリートである。路は18cm×10cmの花崗岩の石畳でできており、現在も、同じものが使用されている。もともとは中国人が定住するための地区であったが、後に、秋林(チューリン)百貨店(1911年竣工)や松浦洋行(1909年竣工)といったランドマークになる建物ができた。
 現在は中央大街と呼ばれている。





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哈爾賓キタイスカヤ街


写真の左奥にある松浦洋行は4階建てで、その上のドームからは哈爾濱が一望できる。

古絵はがき(表) 裏面


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松浦百貨店屋上ヨリ松花江鐵橋方面ヲ望ム


松浦百貨店は、キタイスカヤ街にある4階建ての建物である。その上(5階部分)はドームになっており、そこから、哈爾濱の街並みを撮影することが多かったという。この写真も、手前から左奥に伸びる石畳の通りが、キタイスカヤ街である。奥に松花江が見え、右奥には松花江鉄橋も見える。

古絵はがき(表) 裏面


harbin_geore_053:キタイスカヤ街



古絵はがき(表) 裏面


harbin_geore_080:ハルピン埠頭區キタイスカヤ街


harbin_geore_007のカラー版である。

古絵はがき(表) 裏面


harbin_geore_096:哈爾賓埠頭區キタイスカヤ街



古絵はがき(表) 裏面