日本赤十字社奉天病院






 日本赤十字社の前身は1877年に大給恒と佐野常民らが設立した博愛社であり、1887年に日本赤十字社と改称。日本赤十字社奉天病院の建物は1906年に竣工した。もともとは美術館だったが、1909年に日本側に日本赤十字社奉天病院として改築され、奉天城内にあった公立病院を中に入れた。満洲事変後は「満洲国赤十字社奉天医院」と改称したが、敗戦とともに撤退。臨時維持会により「中国赤十字社遼寧医院」に変え、1949年からは中国医科大学内科医院、瀋陽鉄路局中心医院を経て、2004年に中国医科大学附属第四医院となった。





houten_geore_226:日本赤十字社奉天病院


 写真には病院の建物と何台もの馬車が写っている。

古絵はがき(表)

古絵はがき(裏)