小西辺門






 奉天城は大きく分けて内城と、それを囲む辺城の二つから成る。小西辺門は辺城の入口として商埠地と旧市街との境目に位置する。この道路は西関大街といい、物資の主要運搬路として多くの荷馬車が往来した。





houten_geore_022:(奉天)奉天城小西辺門と其附近


 門のアーチに「陪都重鎮」の四文字が書いてある。

古絵はがき(表) 裏面

現在の写真


houten_geore_127:(奉天)奉天城小西辺門と其附近


 houten_geore_022に参照。

古絵はがき(表)

古絵はがき(裏)


houten_geore_162:奉天小西関辺門より市公署を望む


 小西辺門についてはhouten_geore_022に参照。奉天市公署は満洲国期における奉天の市政機関である。1931年9月20日、元の瀋陽市政公所が奉天市政公署に改名。関東軍参謀大佐兼奉天特務機関長である土居原賢二が市長に着任。1937年12月、関東軍が奉天公園の一部を占用して満洲国奉天市政公署ビルを建てた。

古絵はがき(表)

古絵はがき(裏)