満洲事変発端の地






 満州事変の発端となる鉄道爆破事件は通称「柳条湖事件(りゅうじょうこじけん)」。関東軍の謀略によって、1931年9月18日、奉天近郊の柳条湖付近で、日本の所有する満鉄の線路が爆破された。それが満州における軍事展開およびその占領の口実として利用されたのである。関東軍は事件現場に炸弾碑を立てて、記念観光地として宣伝していた。





houten_geore_151:満洲事変発端の地


 中国側は1991年に九・一八歴史博物館旧館を開館、炸弾碑は横倒しされ、その隣に置かれた。1999年に巨大な新館が開館され、旧館は閉鎖されるようになった。

古絵はがき(表)

古絵はがき(裏)