城壁






 奉天城は、日露戦争でも満州事変でも兵火を免れ、城門と城壁は現状を維持したが、その後市街の発展とともに人馬の往来が激しくなり、市当局は、五ヵ年計画で、逐次城門、城壁の撤去を行うことになった。





houten_geore_019:(奉天)高さ一丈八尺岌平さして聳ゆる奉天城々壁


 写真の右手に路面電車の軌道が見えることから、場所は小西門附近と推測される。

古絵はがき(表) 裏面

現在の写真


houten_geore_154:(奉天)高さ一丈八尺岌乎として聳ゆる奉天城々壁


 houten_geore_019と同じ写真。宛名面は違う。

古絵はがき(表)

古絵はがき(裏)