seoul_geore_002:京城徳壽宮石造殿
写真の石造殿は高宗の接見と執務の場として英国人ハーディングにより設計され、1909年に竣工した。1911年から1922年には高宗の七男である英親王の宿所となり、高宗没後の1933年から1945年には徳寿宮美術館として利用された。1937年にはこの横に別館が新築され、昌慶宮にあった李王家博物館が開館した。石造殿は解放直後の1946から1947年には朝鮮半島の独立方式を決める米ソ共同委員会の現場となり、1955年から2004年には国立博物館・宮中遺物展示館として利用された。そして2009年から復元工事が開始され、2014年には大韓帝国博物館となっている。
古絵はがき(表) 裏面 |
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seoul_geore_062:(朝鮮名所)京城德壽宮大漢門(京95)
徳寿宮の正門。もともと徳寿宮の正門は、王宮の正殿である中和殿から中和門を通った先にある仁化門であった。しかし、20世紀に入り周辺の道路が整備されるとより交通の便が良いこの門が事実上の正門として使われるようになった。
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