多様かつ柔軟なカリキュラムで
戦略的な思考を身につける
政治学科
政治学科で学ぶ領域は、いわゆる政治学だけでなく、国際関係論や社会学のさまざまな科目や、メディアや政策の実務にまで及びます。こうした幅の広い多面的な学びによって身につけた戦略的な思考は、実社会に出てからも、広く課題解決に資することとなるでしょう。
政治学科の「学び」の特徴
1.「政治学」「国際関係論」「社会学」の3本柱
政治学科では、主に「政治学」「国際関係論」「社会学」という3つの専門領域からなるカリキュラムを設定。これらの領域に関連した特殊講義も数多く開講され、社会の最前線で活躍する方が講師を務めることもあります。
-
- 政治学
- 政治の制度と過程、行動と心理、歴史、思想、政策などを幅広く網羅。政治学の基本概念から統計・数理を使った最先端の理論まで、学界を主導し実務を知る教授陣から学ぶことができます。
-
- 国際関係論
- 諸外国の事情、および国際関係に関する科目を幅広く設置。さまざまな専門科目を通して、既存の政治学の枠組みを超える視点を身につけることができます。
-
- 社会学
- 政治や国際関係と密接に関係する社会への理解を深めるため、充実した社会学のカリキュラムを用意。社会調査から歴史、メディアまで幅広い視点と方法を身につけることができます。
2.自由度の高いカリキュラムと豊富な「基礎科目」
必修科目が少なく、カリキュラム選択の自由度が高いのも特徴のひとつ。「日本政治・公共政策系統」「国際関係系統」「社会学系統」「政治史・思想史系統」など各系統ごとの履修モデルを参考にしながら、自分なりの目標に向けたカリキュラムを組むことができます。
3.大学での学び方を身につける「初年度教育」
政治学科では初年度教育にも力を入れています。特に、1年次に履修する「政治学科基礎演習Ⅰ・Ⅱ」「政治学科基礎講義Ⅰ・Ⅱ」では、大学で主体的に学ぶための作法や技法、また、日本および世界の近現代政治史をしっかりフォロー。大学での学びにつまずきが出ないよう配慮した構成となっています。
4.グローバル化に対応したセメスター制
いち早くグローバル化に対応してきた政治学科では、海外留学を奨励するために、学内に先駆けてセメスター制(前後期制)に移行。年度途中での留学が容易な履修制度になっています。
5.大学院進学を後押しするFT制度
意欲ある学生に向けては、高度な英語能力や分析能力の育成を目指す特別選抜(FT)コースが用意され、3年間での早期卒業や、学部入学から5年間での修士号取得も可能になっています。
政治学科 科目履修表
政治学科 履修モデル
1•2年生 | 2•3年生 | 3•4年生 | |
---|---|---|---|
日本政治・公共政策系統 |
専門導入科目群 +
|
|
|
国際関係系統 |
専門導入科目群 +
|
|
|
社会学系統 |
専門導入科目群 +
|
|
|
政治史・思想系統 |
専門導入科目群 +
|
|
|
専門導入科目群
- 1年生のみ:政治学科基礎演習Ⅰ・Ⅱ、政治学科基礎講義Ⅰ・Ⅱ
- 1年生での履修が望ましい:政治学Ⅰ・Ⅱ、日本政治外交史Ⅰ・Ⅱ、国際政治史Ⅰ・Ⅱ、社会学Ⅰ・Ⅱ、社会心理学Ⅰ・Ⅱ
※1年次には他に以下の科目(合計8単位):英語R (中級)、英語C (中級)、初等情報処理1・2