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大学院紹介Graduate Schools

政治学研究科

 政治学研究科・博士前期課程では、今日における社会の多様化、高度化、グローバル化に対応して、幅広い分野における調査・分析・政策立案などの高度な実践的能力を有し、今後の社会において指導的役割を果たすことのできる人材の育成を目指しています。

政治学研究科オフィシャルサイト


政治学研究科の特長

1優秀なスタッフと
人材育成の実績

 政治学研究科は、「スクール・オブ・ガバメント」の理念を掲げて出発した政治学科の伝統を受け、リベラルかつ学際的・実証的な学風のもと、優秀な研究者及び高度な専門的知識を持った職業人の育成に努めています。その特色として、スタッフの質的・量的な充実があります。政治学研究科の陣容は、大きく分けて日本政治・行政研究、国際政治・地域研究、政治思想史・公共哲学研究、社会学・メディア研究の4つの分野から構成されています。それぞれの第一線で活動する教員による授業と研究指導を通じて、人材育成における堅実な実績を積み上げてきました。

2総合性と実践を重視した
博士前期(修士)課程

 政治学研究科では、政治を中心としながらも学際的な調査・分析などの実践的能力を有し、指導的役割を果たせる人材の育成を目指し、特に博士前期(修士)課程に多様な科目を設置しています。「日本政治・政策研究コース」、「国際関係・地域研究コース」、「社会・公共領域研究コース」と3コースの専門科目を置いたほか、論理トレーニングやプレゼンテーション、統計分析や政策評価などをも設置し、様々な問題の調査・分析、解決策の立案・設計・実施などに関わる総合的な能力を育てることを目指しています。

3充実したインターンシップと
海外研修プログラム

 企業、シンクタンク、政治家事務所などにおけるインターンシップの経験を「実務研修」として単位認定しています。また、アメリカ、オーストラリアの大学と提携し、希望者に対して、最長一年間の海外留学や夏期休暇を利用した英語研修を助成しています。

4広がる卒業後の
フィールド

 政治学研究科では、専門的な研究者に加えて、高度な知識能力を習得した実務家の養成を大きな目標としています。政治学・行政学・国際関係論・社会学などを幅広く学び、同時にリサーチの手法を身につけることが基本です。そうした訓練を経て、大学や研究機関をはじめ、官公庁、ジャーナリズム、金融機関、商社など、様々な分野で一流の職場に進んでいます。


主な進路

研究職系

学習院大学/学習院女子大学/桜美林大学/大阪学院大学/北九州大学/京都外国語短期大学/駒澤大学/静岡県立大学/島根県立大学/高崎経済大学/中京大学/中部大学/筑波大学/東京経済大学/東京藝術大学/広島修道大学/広島県立大学/北陸大学/山形県立米沢女子短期大学

実務系

【官公庁・国際機関】

防衛省/衆議院議員政策秘書/横須賀市役所/横浜市役所/UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)

【財団・社団法人】

一般財団法人 行政管理研究センター/一般財団法人 ケケン試験認証センター/一般社団法人 輿論科学協会

【民間企業】

朝日新聞社/日本放送協会/日本経済新聞社/アビームコンサルティング/みずほ情報総研/茨城計算センター/エヌ・ティ・ティ・システム技研/大塚商会/共立印刷/光村印刷/第一法規/電通/都市出版/日本航空インターナショナル/バンダイ/富士通ミッションクリティカルシステムズ/ベネッセコーポレーション/丸紅/三井物産トレードサービス/三菱東京UFJ銀行/三菱電機/GEフィナンシャルサービス/上海アジマス建設工程有限公司/アボットジャパン/アイテック/わかもと製薬/コングレ/Foshan Daily(Foshan Media Group.INC)/東海汽船/テー・オー・ダブリュー(TOW.CO)/アイネス/北國銀行/博報堂プロダクツ(順不同、敬称略)


カリキュラム

 前期課程では、授業や研究指導を通じて分析能力を身に付けるだけでなく、インターンシップで実践的な経験を積み、語学研修を通じて英語力を高め、さらに留学によって視野を広めることを目指します。また、ティーチング・アシスタントとして、学部生を対象とする授業で教授の補佐をつとめることにより、教育現場での実践的経験を得る機会もあります。修了後、就職予定の学生は特定課題研究を、研究者を目指す学生は修士論文を執筆します。

カリキュラムの流れ

  1. 所属コースを
    選択
    • 日本政治・政策研究コース
    • 国際関係・地域研究コース
    • 社会・公共領域研究コース
  2. 海外留学・語学研修
    研究指導
    研究会
    インターンシップ
  3. 特定課題研究・
    修士論文

専門性を高めるための3つの研究コース

日本政治・政策研究コース

政策評価・公会計研究会

 日本における政治・行政・政策過程の実態の分析を通じて、広い意味での政策決定・政策評価に必要とされる高度な知識・能力を身に付けた人材の育成を目指します。

  • 行政とガバナンス
  • 日本の政治構造
  • 政治分析方法論
  • 日本政治研究 ほか

国際関係・地域研究コース

Global Governance 研究会

 グローバル化が進展する今日の世界において何らかの形で国際社会と深く関わりあう場で活躍する人材の育成を目指します。国際社会における様々な問題の分析・解決能力を身に付けます。

  • 現代国際政治
  • 国際政治経済論
  • 国際開発協力論
  • 現代アメリカ政治 ほか

社会・公共領域研究コース

e-democracy 研究会

 グローバル化・ボーダーレス化が進む今日の社会・公共空間について、そのメカニズムと望ましいルールはどのようなものかといったテーマに取り組み、これからの市民社会をリードしていく人材の育成を目指します。

  • 公共思想史
  • 公共哲学研究
  • 社会情報学
  • 公共秩序の数理モデル ほか


教員からのメッセージ

大学院における研究と専門知

 「大学院は勉強するところではない」というと驚く方もいらっしゃるでしょうが、それは「研究の場である」という意味です。大学院では院生がそれぞれのテーマで研究を進め、論文にまとめる作業に取り組みます。ただし、それは自分勝手に行うことではなく、専門分野における研究の蓄積を踏まえて進展に貢献するという、アカデミックな共同作業の一端に関わって、その分野の専門家をめざすことでもあります。
 大学院での研究に対して「実際の社会では役に立たない」という批判も耳にしますが、社会科学は社会との接点なしには存在せず、「机上の空論」ではあり得ません。大学院での研究は、目の前で悲惨な現実に苦しむ人々を「すぐに」助ける力にならないかも知れませんが、問題を大局的に捉えて根源的な解決を探る作業なのです。
 以上のように、大学院では研究活動を通じて、専門分野で問題への探求を深く掘り下げると同時に、全体を俯瞰して問題の本質を捉える技術=知の力を養っています。みなさんも10年後20年後を見据えて、大学院での研究を考えてみて下さい。我々教員も、意欲ある院生と一緒に、新たな「専門知」を探求していきたいと思っています。

政治学研究科委員長
磯崎 典世Noriyo Isozaki

教員紹介


院生からのメッセージ

 本研究科の魅力の1つは、少人数の演習形式での講義です。ディスカッションでは、参加者のさまざまな意見を聞くことで、自分とは異なる考え方に触れることができます。これにより今までは考えつかなかったような物の見方を学ぶことができ、より広い視野から物事を考えていくことができるようになります。
 その一方で、少人数であるために、疑問に思った点があった場合はその場ですぐに発言をすることで、参加者全員で考えていくことができ、自分の納得のいくまで考えを深めていくことができます。
 このように、本研究科の少人数の演習形式での講義を通して、広く、そして深く考えていくことが身につき、この経験が日々の生活の中において物事を考えていく上でも大いに役に立ちます。
 また、研究活動においても、教授の方々や同じ研究科の院生から助言をいただく機会が設けられていたり、資料の充実した図書館や、図書館にない場合で研究に必要な図書は購入できる事になっていたりと、サポート体制がしっかりと整っていることも魅力であると感じています。他にも本研究科には限られた誌面では書ききれないほどの魅力がたくさんあります。この魅力溢れる環境の中で政治学研究科生は研究活動を行っていくことができます。

政治学研究科 修士1年(取材当時)
平山 愛美Manami Hirayama