レポート作成に当たっての注意
ネット利用上の注意点
(1) できるだけ確実なソース(情報源)にあたる
ネットで見つかる「資料」はすべてが確実であるとはいえないので、
できるだけ確実なソースにあたることが大切です。
公式機関のサイトに掲載されている記事ないし資料であれば、
信頼性が高いと言えますが、個人のサイトの中には、
それほど信頼できない情報を掲載している場合もあります。
(2) 一つのソース(情報源)に頼らずに、裏をとる
新聞雑誌などの記事も、現在ではほとんどが検索可能になっていますが、
一つの記事だけを信用するのではなく、
必ず複数の記事にあたって裏を取るように心がけましょう。
ソースによっては、情報の取捨選択や判断に、かなりの偏りがある場合もあります。
(3) 適切な検索語を考えておく
ネット上の情報は膨大なので、有効な情報を手に入れるためには、
適切な検索語をあらかじめ考えておくことが必要です。
普段から、文章を読んだら、「その文章のキーワードを考える」
という習慣をつけておくと良いでしょう。逆に、文章を書く時は、
重要な概念(=キーワード)を整理し、
キーセンテンスを作って全体構成を考える、というアプローチも必要となります。
(4) 必ずメモをとる
探していた情報を見つけた場合、後で利用できるように必ずメモをとりましょう。
ネットの場合は、URL とアクセス日時を書いておくのを
忘れないように。コンピュータで再利用できるように、Windows なら「メモ帳」
や WordPad を活用するとよいでしょう。
「引用」を明示するためにも、資料に関するメモは貴重になります。
「どこかに書いてあったのだけれど、思い出せない」
というようなことが起こらないようにしましょう。
参考文献の挙げ方
参考文献の挙げ方に関しては、卒論や卒研で使う書式に早いうちから慣れておくといいでしょう。
ダウンロードのページに、「参考文献の表記方法」の最新版PDFファイルがありますので、そちらをダウンロードして使って下さい。