学習院大学国語国文学会 刊行物のご案内

『学習院大学国語国文学会誌』
論文は学習院学術成果リポジトリにて順次公開されています

号数 題目 執筆者 備考
20号
51年3月
『萬葉集』の文字づかい 佐佐木 隆  
里見ク研究―その習作時代― 松坂 瑞枝
立原道造のソネット十四行詩における詩法の特色 中村 公美子
大江健三郎論
―アイデンティティの探究―
渡辺 小夜子
21号
52年3月
記・紀・萬葉における同一声符字の使用をめぐって(試論) 佐佐木 隆  
萬葉集の成立―巻一・二の成立と構造― 塩谷 香織
"鳴神"研究―成立を中心に― 渡辺 恵子
「疾患」から「浄罪」へ―萩原朔太郎論― 関口 典子
帰属と離反―木下順二試論
―『風浪』論のために―
後藤 清生
22号
54年年3月
松尾先生と国文科 宮本三郎 ★松尾聰先生古稀記念特輯号
親族称呼の体系の崩れるとき
―奄美大島大和浜方言研究ノートU―
須山 奈保子
物語の冒頭 吉岡 曠
源氏物語における形容詞+接続語ゲについて 藤松 紀子
散佚物語「むぐら」の一本 常磐井 和子
「鼻」を茹でる 永井 和子
俊成卿女の作歌方法について
―本歌・影響歌の問題をめぐって―
福士 美樹
明治四十三年の木下利玄 日笠 祐二
23号
55年3月
五味先生と国文科 大野 晋 ★五味智英先生古稀記念特輯号
鉄剣銘文と「本系」 溝口 睦子
志貴皇子系譜の疑問
―市原王は志貴皇子の曽孫ではない―
塩谷 香織
源氏物語の待遇表現について
―明石御方の場合―
荒井 弘
源氏物語の引歌について 宮崎 祐子
藤原良経の本歌取りについて 伊東 成師
24号
56年3月
平家物語の語彙の性格を探る
―現代語との比較を含めて―
白井 清子  
蜻蛉日記の本質と展開 坂口 由美子
「和泉式部日記」試論
―形容詞・形容動詞を通して見た―
安藝 直子
芭蕉の研究
―"かるみ"論―
我妻 恵美子
『菅原伝授手習鑑』の典拠について 大野 路子
『雨月物語』における古伝承 中村 道子
『道草』論序説 高野 実貴雄
25号
57年3月
弔辞 大野 晋 ★宮本三郎先生追悼号

追悼
五味 智英
宮本三郎先生の学問 森川 昭
万葉集と古今集恋部の類歌について 宇佐美 昭徳
「青表紙本」と「河内本」について
―引歌当該箇所を中心に―
伊東 祐子
蜻蛉日記の本質と展開(承前) 坂口 由美子
『奇異雑談集』の研究
―成立に関する一考察―
渡辺 直樹
馬琴晩年の読本観
―『稗説虎之巻』を通して『木石余譚』を見る――
服部 仁
宮本三郎教授旧蔵俳書仮目録  
26号
58年3月
穂久邇本『源氏物語』の本文について 秋山 瑞穂  
「青表紙本」と「河内本」について
―作中歌を中心に―
伊東 祐子
和泉式部日記の自然描写
―月と雨をめぐって
深谷 郁子
青表紙本源氏物語成立以前の定家本 安宅 克己
ドストエフスキーとの邂逅
―萩原朔太郎論―
小野田 典子
中原中也論
―時間・空間およびその宗教性について―
宇井 禮子
27号
59年3月
『弦作留わざを知ると言はなくに』(萬葉集九七番)) 間宮 厚司  
『竹取物語』における帝の意義 森地 奈津美
近松世話浄瑠璃に於ける人形所作 片山 智香子
28号
60年3月
猪野先生と国文学科 大野 晋 ★猪野謙二先生古稀記念特輯号
『古今集仮名序』に於ける紀貫之の和歌観について 石井 裕啓
西鶴と中国文学 田島 玲子
梅川忠兵衛ものの研究
―その文学性と音楽性―
長野 芳枝
下層社会と文学
―明治二十年代―
関 肇
「空想なき虚構」の世界
―幸田露伴「運命」研究
田中 美樹
助詞「や」について
―『万葉集』における「か」との比較研究―
小澤 久子
29号
61年3月
近世大名所領からみた方言分布
―『日本言語地図』を利用して―
石井 さと子  
国文学における空海の私的研究
―『三教指帰』をめぐって―
大橋 延江
河内本『空蝉』巻の校訂過程 伊東 祐子
式子内親王の本歌取について 日笠 由利
校異「仮名本詠歌大概」 湯浅 忠夫
かぶきの語義について 石井 優子


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