スタッフ紹介

 
古庄 るい(FURUSHO,Rui) 助教
■略歴
2023年3月、学習院大学大学院博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)
2023年4月より現職。

■専門分野
日本近世文学
[担当授業(2024年度)]
日本文学講義U:黄表紙を読む
[主要論文] 「『親敵討腹鞁』論―兎のキャラクターについて―」(『学習院大学国語国文学会誌』第61号2018年)
「小田原のういろうは何に効くのか?」(鈴木健一編『東海道五十三次をよむ』三弥井書店)
「朋誠堂喜三二作『新建立忠臣蔵天道大福帳』論―「天道」に関する考察―」(『学習院大学人文科学論集30』2021年)
「黄表紙『龍都四国噂』論―二代目市川八百蔵の役割について―」(『学習院大学人文科学論集31』2022年)
「合巻『腹鼓狸忠信』論―作品解釈と黄表紙『親敵討腹鼓』の影響について―」(『学習院大学文学部研究年報』第70輯、2024年)
[所属学会] 近世文学会/日本文学協会
■研究活動
秋田藩留守居役の朋誠堂喜三二が手掛けた黄表紙を中心に、18世紀後半の江戸文学を研究しています。黄表紙は大人向けの笑いを取り入れた絵本文芸で、現代の漫画にとても近しいものです。昔話や歌舞伎などの芸能、当時の出来事などが物語の素材として多く取り入れられており、荒唐無稽な物語を絵と文の両方で楽しめるのが黄表紙の魅力です。   
■趣味・特技
日本の伝統芸能や美術に興味があります。歌舞伎の公演や落語会に行ったり、美術館に行ったりすることが好きです。日本舞踊は見るのもお稽古をするのも好きです。
■日本語日本文学科で学ぶみなさんへ
週の大半は事務室におりますので、何かお困りごとがあれば気軽にお声がけください。

close