学習院大学の就職力
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23巻頭特集Part2キャリアセンターのきめ細かいサポート体制必要に応じて選べる多彩な就職支援プログラムを用意 キャリアセンターの年間スケジュールには、優に50を超える就職支援プログラムが並ぶ。これに臨時で企画するプログラムも加わり、その総数は100を超えるという充実ぶりだ。何も学生はこれにすべて出席しなければならないというわけではない。たとえば、業界セミナーは、それぞれに興味ある学生だけが参加。また、エントリーシート導入セミナー、エントリーシート基礎セミナーには、それが苦手、あるいはいまひとつコツがわからないといった学生だけが参加する。つまり個々の学生のニーズに応えるプログラムが周到に準備されているというわけだ。 就職活動のいわばキックオフとなるのが、3年次の4月に行われる「進路ガイダンス」である。ここで残りの大学生活の過ごし方や社会に出るための準備、心構えがレクチャーされる。 これを皮切りに自己分析・志望動機を深めるためのセミナーや業界ごとに行われる業界研究セミナー、企業を招いた学内企業説明会、筆記試験対策講座、面接対策セミナーなど、学生が就職活動に万全に備えられるようにプログラムがスケジューリングされている。 さらにキャリアセンターでは、学生の状況や要望に応じて、プログラムの内容をこまめに見直し、改定している。こうしたき 巻頭特集Part1では、卒業生が学生に面接指導をする伝統行事「メンタイ」を密着ルポした。メンタイは、学習院大学の特筆すべき就職支援であるが、学習院大学キャリアセンターではその他にも年間を通じて多彩なプログラムを用意している。大学生の就職活動への準備は、一般的に3年次春からはじまる。早めの準備が欠かせないのはいうまでもないが、とはいえ、学生は、ゼミに、部活に、そしてアルバイトに忙しい学生生活の真っただ中にいる。キャリアセンターでは、そうした学生たちがスムーズに就職活動を始動し、学生生活と両立して無理なく乗り切れるような体制をとっている。キャリアセンターの至れり尽くせりのサポートについて紹介する。
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