学習院大学の就職力
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38一つのキャンパスで過ごした学習院生の絆は強い 入学前は学習院って「内部生同士で固まっているんじゃないか」という不安がありましたが、実際入ってみるとそれは杞き憂ゆうに過ぎず、内部生・外部生の壁どころか、学部間・部活間も隔たりのない、学習院全体で一つというアットホームな雰囲気ですぐに溶け込めました。 これは全学生が一つのキャンパスで生活しているというのが大きいですよ。ワンキャンパスが作り出す一体感は、現役生のみならずOB・OGにも通じていて、初めて会う人でも話が盛り上がりますし、感覚も似かよっているんだと思います。 私が就活で、全く知らない先輩を訪ねたこともあったのですが、学習院生なら、たとえ夜中の訪問でも構わないなんて快く話をしてもらえました。そして、今度は自分がOBの立場になると、同じことを感じるようになったのですから、学習院のパワーを感じずにいられません。もちろん、仕事先で学習院出身者と出会うと、それを聞いた途端に「一緒に仕事したい!」とお互い思えたりするんですよね。銀行業務は部活と同じ団体戦 部活は中学、高校と続けてきたソフトテニス部に所属していました。当時は、個人戦のダブルスと団体戦しかなく、個人競技と団体競技の両方の性質を持つスポーツでした。それだけに、自分が絶好調でもメンバーの不調でうまくいかないこともありますし、自分が不調の時にメンバーに助けられることもあります。 それは銀行業務にも共通していますね。社会全体ともいえるほど幅広い分野・人との関わりを持ちますから、いわば団体戦。それぞれの得意分野を生かしつつ、互いにフォローする協調性は部活の中で磨かれたものです。三井住友銀行 法人戦略部持丸宏治さん幅広い業界で活躍している学習院大学の卒業生たち。大学時代、彼らの心の中に芽生えた小さな志は、学習院大学という世界でどのように温められ、成長していったのだろう。「就職力」につながる学習院大学の魅力についても聞いた。卒業生 インタビュー未来をひらく学習院の絆

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