法学部卒業生_デジタルブック
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させる人に向けて、住まい、お金などの必要情報から、本、音楽、DVD、オススメスポットなどのお楽しみ情報まで、役立つ情報を発信した。 「もちろん、周りの方たちの協力あってこそです。この会社はどんなに立場が上の人でも〝さん付け〞で呼ぶので、話しかけやすい雰囲気。オンとオフの切り替えがしっかりしていて、プライベートを大切にするのも社風です。あんまりほめると変な感じですが(笑)、自由で明るくて、本当にプラチナ企業だと思います」大学時代の数々の経験が今の仕事につながる 須藤さんとソネットの出会いは、学生時代にさかのぼる。大学2年生の時に準ミス・キャンパスに選ばれた須藤さんは、ソネットの「キャンパスサポーター」となり、他大学のミス・キャンパスたちと一緒に学生向け企画に参加した。 大学時代にIT企業でアルバイトをした経験から、IT業界に興味をもっていたという須藤さんは、ミス・キャンパスの仕事とは関係なく、一般の就職試験を受けてソネットに就職した。プロバイダーというと技術畑のイメージだったが、キャンパスサポーターとして接してみて、実は多彩なサービスを展開している楽しそうな会社だと知ったからだ。 1年生の基礎ゼミや中居良文教授のゼミで学んだプレゼン技術など、学生時代に学んだことも、今の仕事に大いに役立っているという。 また、準ミス・キャンパス時代に出会った他大学の仲間とは、NPO活動を紹介する本を出版したり、コンビニ弁当をプロデュースするなど、活動的な学生時代を過ごした。 「準ミス・キャンパスに選ばれたことをきっかけに、他大学や企業の人たちと出会い、さまざまな活動に参加させてもらいました。大学内では、ゼミ旅行で香港に行ったり、他大学の学生と日中問題に関する発表コンペを開いたり、たくさんの機会をもらった学生時代でした」 「授業、アルバイト、課外活動と、大学時代に好きなだけ動いたので、社会人になった今は仕事に集中できているのだと思います(笑)。大学では自分から動けばやりたいことをとことんできる。学習院大学には学生たちの意欲を受け入れてくれる環境があり、相談できる先生や仲間もたくさんいます。皆さんも、思い切り大学生活を楽しんでください!」自由で明るい今の職場が気に入っている。「ウェブ制作や企画の知識を身に付けて、将来的にはプロデューサーになりたい」というのが須藤さんの希望だ自分から動けば、やりたいことをとことんできますVoiceGRADUATE'S VOICE学内で声をかけられて出場したミスコンで準ミス・キャンパスに選ばれた須藤さん。選ばれたことで多くの人と出会い、数々の活動に参加することになったミスコンをきっかけに社会貢献活動も当時、須藤さんを含む数校のミス・キャンパスが中心となり、「Sweet Smile」という団体を設立。大手コンビニエンスストアとのコラボで、売り上げの一部を途上国の子どもたちの支援に回す弁当「おもいやりゴハン」をプロデュースするなど、社会貢献活動も積極的に行った。Column059GAKUSHUIN UNIVERSITY

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