法学部卒業生_デジタルブック
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日本大震災を経験して、改めてインフラ整備の重要性を認識しました」と語るのは、東日本高速道路・経理財務部経理課の前田昌邦さんだ。あの日、前田さんは埼玉県加須市にある同社の管理事務所に勤務していた。 「東北道は、復興を支える自衛隊や米軍の車で渋滞が起きて、その対応に追われましたが、高速道路が大動脈として果たす役割、社会に与える影響を肌で感じることができました」 大学入学前から、国の仕組み作りに携わる仕事を夢見ていた前田さん。何もないところから、まとめあげて仕組みを構築することが得意なこともあり、インフラ関連業界で就職活動するなか、「道路の整備を通して、地域の活性化に貢献したい」と、同社への入社を希望した。 配属先の新潟や埼玉では、あらゆる角度から道路整備を学んだ。そして、2012年4月から本社経理課に異動し、現在は管理会計を担当し生活に重要なインフラ作りに携わる東日本高速道路 前田昌邦関東以北、長野、新潟から北は北海道までの高速道を管轄する東日本高速道路で働く前田昌邦さん。日本の大動脈の未来を担う経営企画にかかわり、地域社会の発展に貢献している。GRADUATE'S VOICEMasakuni Maeda●2007年政治学科卒業。同年、東日本高速道路に入社。新潟支社、加須管理事務所を経て、2012年総務・経理本部経理財務部経理課に配属。総務・経理本部 経理財務部 経理課東「064Faculty of Law
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