学生生活の手引 2014 | 学習院大学
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外国語教育研究センター外国語教育研究センター東洋文化研究所東洋文化研究所外国語教育研究センター/東洋文化研究所 ● 38所蔵資料 東アジア関係の書籍・資料を中心に、約3万冊を収蔵しています。研究書・参考書だけでなく、広開土王碑拓本、朝鮮総督府関連資料である友邦文庫など、一次資料も収蔵しています。東アジア研究に必要な辞書・辞典類や、四庫全書CD-ROMなど、レファレンスも充実しており、学生の皆さんは、どなたでもこれらの資料を利用できます。 外国語教育研究センターは、言語の分野における調査、研究を行う大学附置研究施設であるとともに、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、スペイン語、イタリア語、朝鮮語、アラビア語、そして留学生向け日本語、計10言語の外国語科目の授業を開講しています。 国際化が進むなかで、外国語の重要性はますます高まっています。外国語教育研究センターは、質の高い授業を提供する努力を惜しまぬだけでなく、外国語に興味を持ち、自発的に学ぼうという意欲ある学生の皆さんを応援しています。プロジェクト研究 学内の先生方を研究員とし、また学外の専門家にも客員研究員としてご参加いただき、毎年数本のプロジェクト研究を行っています。東アジアの歴史・思想・政治・法律・教育・言語などを対象とする一般研究プロジェクトのほか、学習院が所蔵している漢籍や朝鮮関連資料を調査するアーカイブズプロジェクト、若手研究者の研究支援のための共創研究プロジェクトも活動中です。刊行物 年報『東洋文化研究』では、プロジェクトの研究成果のほか、学内外から広く論説の投稿を受け付けており、高水準・最新の東アジア学研究の成果が掲載されています。また、単冊の研究報告として『調査研究報告』も、計58冊刊行されています。研究 東洋文化研究所は1952年、安倍能成学習院長(当時)の「新たなる理念と、広い視野とをもつて、改めて東洋に学ぶことは、日本人自身の為にも世界人類の為にも重要な仕事である」との主旨のもとで発足し、学習院大学におけるアジア研究の拠点として60年の歴史を有しています。近年では、朝鮮・中国を中心とした東アジア地域に関する研究活動を通じて、多くの学生が集まり、勉強できる場を提供しています。2014年度実施予定プロジェクト課題●一般研究プロジェクト「第二次世界大戦期における占領アジア地域の社会経済 調査について」「日本とアジアにおけるマイノリティ言語(危機言語)復興運動とネットワーク形成」など「東南アジアの持続可能な社会を目指す初等中等教育の実態比較」●アーカイブズプロジェクト●「東アジア学」共創研究プロジェクト英 語 英語が世界で通用する言語であることは言うまでもなく、本学では、自分のレベルを知る目安として現在、入学時と1~3年終了時にTOEICの全学共通試験を実施しています。NetAcademy2 というオンライン英語学習システムを導入しており、学内のどのパソコンからもアクセスできますので、ぜひ活用してください。外国語自習室(中央教育研究棟6F)開室時間:月曜日~金曜日 8:50~18:00 土曜日 8:50~12:15※パソコン、CD、DVD、自習用教材、多読用英語書籍等を用意しています。未修外国語 いわゆる「第2外国語」はゼロからのスタートですが、それゆえの学習の喜びがあります。街で見かけた言葉の意味がわかったり、その言語の話されている国々のニュースに敏感になったりと、思っていた以上に自分の世界が拡がることでしょう。英語以外の言葉を学ぶことによって、英語への一極集中的な状況に対する客観的な視点が持て、また英語、ひいては母語である日本語の理解も深まります。 卒業に必要な単位の取得も欠かせませんが、単位取得後も新たな外国語に挑戦したり、同じ言語の学習を深めている学生の姿も教室でよく見られます。公開講座教育機関・施設成果を広く社会に還元するため、「学習院大学東洋文化研究叢書」のシリーズを刊行しており、2013年度には、『中国の対韓半島政策』を刊行しました。このほか、朝鮮史の基本資料である『李朝実録』『三国史記』などの復刻も行っています。 一般向けのシリーズ講演「東洋文化講座」を毎年開催し、既に80回を越えました。また、それぞれの研究プロジェクトでも、海外からの招聘者や学内外の専門家による公開講座やワークショップなどが開かれています。基本的に参加無料、事前申込不要です。

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