時枝 正さん講演会「紙ひとえからの世界」のおしらせ

講演会は大成功に終わりました。寒い中をご参加くださったすべてのみなさん、そして、私たちに(本当に、一枚の紙から広がっていく)豊かな世界を見せてくださった時枝さんにあらためて感謝いたします。
また、いつか、どこかで、こんな集まりが開かれるといいですね。
[Tadashi_hafmoonday] 時枝 正さん(スタンフォード大学、数学)が来日される機会に下記のように学習院大学で講演していただくことになりました。(右の凧揚げの写真をクリックすると大きな画像が表示されます。拡大して、時枝さんの右手の左下あたりの海面にご注目ください。こんなところにも時枝ファンがいたようです。)

参加登録された方は、当日、会場まで直接お越しください。 学習院大学の西門までは山手線目白駅の改札をでて右方向に進めば(信号が青なら)30 秒です。

世話人:伊形尚久、亀井哲治郎、殿村洋文、田崎晴明、田崎真理子、横山悦郎


「紙ひとえからの世界」

ただ一枚の紙から始めて、折り、重ね、しわくちゃにし、裂きながら、ひとときふしぎで豊かな現象の数々を探検しませんか? それは手品や幾何、弾性体の物理や折り紙の伝統、生物や造山運動、医療機器や「h原理」を通る旅で、しかも講演中ご覧に入れる数々の実験はあとでご家族やお友達に披露できるものです。

では紙を一枚とりあげましょう・・・


日時 2025 年 12 月 13 日(土)、午後 3 時 30 分から 1 時間程度
会場 学習院大学 南 7 号館 101 教室(目白駅から南 7 号館までの順路
   (階段教室のため、車椅子をご利用の場合は、会場の最後尾からご覧いただくことになります。ご了承ください。)
定員 150名 参加登録受付は終了しました。

[Tadashi_at_Harvard] 時枝 正(ときえだ ただし)
スタンフォード

日本で生まれ、画家の卵として育ち、フランスで古典語学者になり、ちょっと配管工として働き、オックスフォードで数学に転向、プリンストンで純粋数学の学位を得た後、世界を巡り応用数学・物理に携わる。元英ケンブリッヂ、現米スタンフォード大学教授。AIMS (African Institute for Mathematical Sciences) 、ユーチューブチャネル Numberphile などを基点に啓発活動にも忙しい。4年に1度の国際数学者会議 (International Congress of Mathematicians)にて 2018年、2022年、2026年講演を勤める。