統計物理学懇談会(第 2 回)の記録

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公開:2014年1月26日、最終更新:2014年3月18日

統計物理学とその周辺の分野について、様々な話を聴き自由に議論することを主眼にした研究会を開きます。 みなさん、ぜひ積極的にご参加ください。

昨年の第 1 回には、幸いにも、多くの人に参加していただき、充実した素晴らしい会になりました(昨年の記録はこちら)。 今年は 2 回目で、これからも年に 1 回くらいのペースで続けていきたいと思っています。

肩の凝らない、しかし、長い目で見て意義のある会にしていきたいと考えています。 どうかよろしくお願いいたします。

世話人:齊藤 圭司(慶応大学理工学部)、田崎 晴明(学習院大学理学部)

研究会は無事に終了しました。 以下では、プログラムと発表スライドをご覧いただけます。

日程

2014 年 3 月 10 日(月)、11 日(火)
(10 日の昼過ぎから、11 日の夕方まで)

会場

学習院大学南 7 号館 101 教室 (山手線目白駅から徒歩で約 3 分)
目白駅の唯一の改札を出て右に向かい横断歩道を渡れば、目の前が学習院大学の西門。 方向感覚の悪い人でも迷いません(道順はこちら

プログラム

(原則として、講演 40 分 + 議論 20 分)

3月 10 日(月)

 13:00-13:05
   世話人挨拶(すぐ終わります)
 13:05-14:05
  笹本 智弘(東工大物理)
   KPZ 普遍性の新たな展開発表スライド
 14:05-15:05
  日高 義将(理研)
   自発的対称性の破れと南部-Goldstone モード:最近の発展と話題発表スライド

 (休憩 25 分)

 15:30-16:30
  越野 和樹(東京医歯大教養)
   一次元光学系での「自然吸収」:単一光子による量子状態操作発表スライド
 16:30-17:30
  長岡 浩司(電通大)
   推定理論の風景 --- 古典から量子へ ----

3月 11 日(火)

 9:45-10:45
  田崎 晴明(学習院大物理)
   孤立量子系での「平衡」への緩和の時間スケール発表スライド
 10:45-11:45
  岡 隆史(東大物工)
   相関量子系のダイナミクス:電子系と large N 超対称 QCD の比較発表スライド

 (昼食など 1 時間 15 分)

 13:00-14:00
  秋元 琢磨(慶応大理工)
   異常拡散における長時間平均量の分布極限法則 −非再現性の中の分布的な再現性−発表スライド
 14:00-15:00
  新田 宗土(慶應日吉物理)
   多成分凝縮系における渦構造:BEC から QCD まで発表スライド

 (休憩 30 分)

 15:30-16:30
  森 貴司(東大物理)
   準平衡状態における長距離相互作用発表スライド
 16:30-17:30
  古崎 昭(理研)
   アンダーソン局在からトポロジカル絶縁体へ発表スライド)    

更新記録


田崎晴明
学習院大学理学部物理学教室
田崎晴明ホームページ

hal.tasaki@gakushuin.ac.jp