物理学科の川路紳治名誉教授が「目白キャンパス発」の基礎研究で学士院賞を受賞しました。

JAXA主催の学生の航空機実験コンテストに物理科3年生の渋谷 龍一さんのテーマが選ばれました。

理学部 水谷 明教授( 数学科) が 日本応用数理学会平成18年度論文賞(JJIAM部門)を受賞しました。

対象論文は :"On the Finite Element Method for the Biharmonic Dirichlet Problem in Polygonal Domains; Quasi-Optimal Rate of Convergence"
受賞理由 :「重要な応用例がある4階の問題に対して、近似解法を考察した」 です。
授賞式は:平成18年9月17日、筑波大学(学会開催時)で行なわれました。
本学部 化学科 稲熊宜之 教授が 第60回 日本セラミックス協会 学術賞 を受賞しました。
(リンクサイト:http://www.ceramic.or.jp/csj/hyosho/kyoukaisho_jusho_list.html
受賞は、「ペロブスカイト関連化合物の新機能探索とその発現機構の解明」によるもので、 ぺロブスカイト型リチウムイオン伝導性酸化物をはじめとする機能性ペロブスカイト関連 化合物に関する一連の研究成果が評価されました。
授賞式は平成18年5月26日に東京、霞ヶ関ビルにおいて行われました。
元学習院大学理学部教授(昭和54年〜昭和60年)伊藤清 博士(文化功労者、京都大学名誉教授、数理解析研究所元所長)が、2006年8月マドリードで開催された国際数学者連合において、ガウス賞(IMU Carl Friedrich Gauss Prize)の初代受賞者に選ばれました。
伊藤清 元教授は確率微分方程式の理論を創始し 1942年 「全国誌上談話会」に発表するなど確率論において独創に満ちた素晴らしい業績を挙げ、 現代確率解析は伊藤元教授の研究の上に築かれているといっても過言でありません。 伊藤清 元教授は ウルフ賞、京都賞なども 授賞されていて文化功労者です。 ガウス賞は その研究の成果および応用が実生活に与えた影響が最も大きい数学者を顕彰する目的で今回新設され、 4年に1度 際数学者連合によって受賞者が選ばれます。 人類史上最高の数学者の一人ガウス(Carl Friedrich Gauss)の名前を冠した賞です。ガウスは 確率論においてもガウス分布という概念があることでわかるとおり大きな貢献をしています。

物理学科の西坂崇之助教授の新しい発明が、特許として出願されました。

西坂助教授の研究室では、光学顕微鏡の技術と分子生物学の手法を用いて、蛋白質の動作原理の解明を目指した研究を行っています。西坂助教授は安田涼平氏(現・Duke大学医療センター助教授)と共同で、微小な粒子や細菌を高精度かつ容易に画像化する新しい暗視野顕微鏡を開発しました。この基本原理と調整方法について、 学習院と独立行政法人科学技術振興機構の共同で特許が出願されました。

物理学科の西坂崇之助教授(科学技術振興機構・さきがけ研究員兼任)の新しい研究が、新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業に採択されました。

西坂助教授の研究室では、独自の顕微鏡を駆使し、様々な生物試料を観察するという特徴のある研究を行っています。採択された研究テーマでは、細菌の運動を高精度で
観察するための新しい光学顕微鏡を開発し、医療の発展に広く貢献できる手法を探っていきます。
http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/180511_2/besshi1.html

化学科の中村浩之助教授が日本学術振興会の2国間共同研究プロジェクトに選ばれました。

化学科中村浩之助教授が 独立行政法人 日本学術振興会の2国間共同研究プロジェクトに選ばれ、中村浩之助教授が日本側のリーダーとなって、2006年度から2008年度まで日本とドイツの研究交流を行います。 交流の予定は、Bremen大学・D. Gabel教授のグループで、がんの中性子捕捉治療のための新しいホウ素薬剤の開発に関する研究を行います。

物理学科西坂崇之研究室のPD 研究員上野山敦子氏が 平成17年度第22回井上学術賞を受賞しました。

受賞業績は 「マイコプラズマ滑走運動の滑走タンパクと滑走エネルギー源の同定」 です。
上野山さんは、大阪市立大学・宮田真人教授のもとで、細菌が運動する仕組みを明らかにする研究を行ってきました。マイコプラズマという細菌では、動物の筋肉と同じように、ATPという物質がエネルギー源になっていることを実験的に証明しました。細菌がATPを使って運動する例が見つかったのは世界で初めてのことです。
H18年4月から上野山さんは、国立感染症研究所の研究員として活躍しています。

数学科の谷島賢二教授が二国間共同研究プロジェクトの共同研究を実施しています。

理学部数学科の谷島賢二教授が日本側のリーダーとなって、 独立行政法人日本学術振興会の二国間共同研究プロジェクトとして、 2005年度から2年間の予定で、 学習院大学とロシア連邦共和国の科学アカデミー・サンクトペテルブルグ物理数学研究所と共同研究を実施しています。 2005年10月に谷島教授等日本側の研究者がサンクトペテルブルグ物理数学研究所を訪問して、 講演と研究連絡をおこないました。また、 2005年11月26日から12月16日までサンクトぺテルブルグの Tatyana Suslina 教授が学習院に滞在し、連続講演を行っています。2006年2月には、 Plamenevskii 教授も学習院に滞在し、研究連絡をする予定です。

化学科の中村浩之助教授が加わる研究グループの活動が毎日新聞に掲載されました。

理学部化学科の中村浩之 助教授が一員として加わる研究グループが行う研究の 「ドラッグデリバリーシステムと中性子線照射により癌の治療を目指す」活動が 毎日新聞2005年10月31日(月)に掲載されました。中村助教授は硼素や抗癌剤を効率的に集める技術の確立を担当しています。

物理学科の西坂崇之助教授と学生の発明が、特許として出願されました。

西坂崇之助教授の研究室では、光学顕微鏡を用いて蛋白質の一個一個の分子を目でみて観察して、 蛋白質の動作原理の解明を目指した研究を行っています。
西坂研究室の水谷佳奈氏(現在修士1年)は、 4年生のとき卒業研究テーマの一環として、蛋白質分子一個一個の3次元的な動きを追跡できる顕微鏡の開発を行いました。 成果は学会等で報告され、高い評価を得ています。今回はこの新しい装置およびその基本概念について、 学習院と科学技術振興機構との共同で特許が出願されました。

物理学科の平野琢也教授が量子暗号通信に関する特許を出願しました。

理学部物理学科の平野琢也教授が独立行政法人科学技術振興機構の受託研究の過程で行った、量子暗号通信に関する発明につき、同教授は2005年2月特許出願をしました。

化学科の村松康行教授が「三宅賞」(地球化学研究協会学術賞)を受賞しました。