• 一人ひとりの顔が見える教育
    学年の定員210名、教授・准教授34名、助教28名という理想的な学生・教員比。さらに、学生と教員が顔なじみになり、同じ理学部の「仲間」として学問に向かっていく空気があります。小さく質の高い理学部だからこそ可能な真の少人数教育を実現しています。

    贅沢な環境
    緑の多い美しい都心のキャンパス、先進のネットワークとコンピュータ端末、時代に即して柔軟に改革されるカリキュラム、そして、一流の研究者によるきめの細かい教育。人生のなかでも最も貴重な4年間を生き生きと過ごすための最高の環境がここにあります。
    抜群の研究実績
    それぞれの分野で世界をリードする一流の研究者たちがユニークな研究を進めています。外部資金の獲得の割合は高く、外国との共同研究も積極的にすすめています。
  • 山手線・目白駅を降り立てば、目の前が学習院大学の西門です。緑の多い美しいキャンパスに、全学部が集まっています。サークル活動も活発です。まさに贅沢な「都心のキャンパス」です。時代の喧噪とは一線を画した独特で落ち着いたレンガ造りの校舎と、2010年に完成した新しくモダンな校舎との融合を感じることができます。このような空気の中で、真に独創的な研究や、常に本物を志向する気長で丁寧な教育を心掛けています。学習院大学のキャンパスで、実り多い学生生活を味わってください。

  • 講義

    教員は教育について一家言をもった個性派ぞろいです。各々が最高の講義をおこなうべく意欲に燃えています。もちろん、質問も議論も大歓迎です。

  • 学生実験

    化学科、物理学科、生命科学科の学生は1年生のときから学生実験に取り組みます。学年が上がるほど本格的な実験に挑戦できます。

  • 演習

    本格的な問題を自分の手で解いて、クラスの前で発表する時間です。大学生にしか味わえない緊張感と喜びがあります。

  • 大学院

    大学院生は、理学部の研究活動の主力です。大学院生の多くは本学部の卒業ですが、他大学からの進学者も活躍しています。多くの大学院生が、学会や国際会議で研究成果を発表しています。

  • 工作工場実習

    専門的な製図・機械工作を実践的に学ぶ場です。真空装置など本格的な実験装置を自分で設計・製作できる「本物の技術」を身につけられます。

  • セミナー

    数学科1年生の「基礎セミナー」をはじめ、小グループの学生が自ら選んだテーマを学ぶ「数学輪講」、そして各学科の4年生の卒業セミナーは、少人数制教育です。教授の指導の下、専門書や論文を読み進めるうちに、プロ意識をもって文献に接する姿勢を学びます。

  • 卒業研究

    4年生の全員がいずれかの研究室のメンバーになり、本格的な研究に参加します。大学の中に自分の本拠地ができます。総まとめとなる卒業研究の発表会は、最高のプレゼンテーションの練習の場でもあります。

学習院大学理学部概要

[教員構成]

教授32名/准教授2名/助教28名(平成28年4月1日時点)非常勤講師等(理学部所属)85名

[理学部教員の叙勲・褒章](過去10年間)

紫綬褒章1名 瑞宝中綬章4名

[理学部における外部からの研究費の実績]

学習院大学理学部での最先端の研究は内外から高く評価されており、それが多額の研究補助金につながっています。過去5年間の主な外部からの研究費獲得の状況をまとめました。このような小規模の理学部としては圧倒的な実績です。
-研究拠点-

戦略的研究基盤形成支援事業

  • 「環境調和を指向する基盤技術と新物質の開発」平成21〜25年度(研究代表者:高橋利宏教授)
  • 「生体システムの環境応答に関する分子細胞生物学的研究-老化・がん化の制御に向けて-」平成20〜24年度(研究代表者:花岡文雄教授)
  • 「光応答制御に基づく生命現象の解明とがん・老化研究への応用」平成25〜27年度(研究代表者:花岡文雄教授)
  • 「効率的なエネルギー利用のための新規機能性材料の創製」平成27〜31年度(研究代表者:赤荻正樹教授)

文部科学省新学術領域研究

「ゲノム複製・修復・転写のカップリングと普遍的なクロマチン構造変換機構」平成22~26年(領域代表者:花岡文雄教授)

-文部科学省大学改革推進等補助金-
大学間連携共同教育推進事業1件(平成24〜28年度)
-受託・共同研究 平成27年度実績-
  • (独)科学技術振興機構「革新的研究開発推進プログラム」1件(平成26〜30年度)
  • 戦略的創造研究推進事業 先端的低炭素化技術開発1件
  • (独)宇宙航空研究開発機構「宇宙環境利用科学委員会公募共同研究」1件
  • 研究事業1件
  • 環境省「放射線の健康影響に係る研究調査事業」1件
  • (独)日本原子力研究開発機構 研究事業1件
  • (独)情報通信研究機構 高度通信・放送研究開発委託研究(平成23~27年度)1件
  • 研究事業1件
  • (財)理化学研究所 研究事業1件
  • (独)産業技術総合研究所 研究事業1件
  • 企業4件
-その他(科学研究費助成事業(科研費)、寄付金含む)平成27年度実績-

文部科学省科学研究費助成事業(科研費)(代表分)

  • 新学術領域研究10件/基盤研究(B)5件/基盤研究(C)11件/挑戦的萌芽研究5件/若手研究(A)1件/若手研究(B)4件/特別研究員奨励費2件
  • 財団助成金2件

[理学部教員が受賞した主な学術賞](過去5年の在籍者を含む)

日本学士院賞/日本数学会彌永賞/日本数学会賞秋季賞/日本動物学会賞/井上学術賞/科学技術長官表彰(業績表彰)/仁科記念賞/日本鉱物学会賞/有機合成化学協会第一三共・創薬有機化学賞/久保亮五記念賞/日本分光学会賞(論文賞)/熊谷記念真空科学論文賞/真空技術賞/日本化学会進歩賞/日本植物細胞分子生物学会奨励賞/地球化学協会三宅賞/ Thomson Scientific Research Front Award 2004/日本セラミックス協会学術賞/日本応用数理学会論文賞/がん分子標的治療研究会奨励賞/学術振興会賞/内藤記念科学振興賞/日本薬学会賞/日本化学会学術賞/ヨウ素学会賞/凝縮系科学賞/文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)/日本遺伝学会奨励賞/福原賞/名古屋シルバーメダル/日本高圧力学会学会賞/フンボルト賞(Humboldt Research Award)/ケイ素化学協会賞/アメリカ化学会賞(Arthur C.Cope Scholar Award)