2013 年 12 月 6 日の仁科記念講演会「量子論の一世紀」での江沢先生の講演「ボーアの原子模型:革命からの百年」を,より詳しく時間をかけてお話していただこうという企画でした. 会場が満席になり補助椅子を出すほどの大盛況で,質疑応答もきわめて活発でした.
参加いただいたみなさんに感謝いたします.
なお,江沢先生の当日のスライドを以下で公開しています.
学習院大学物理学科主任 渡邉 匡人
日時
2014 年 2 月 1 日(土)14 時から
会場
学習院大学南 7 号館 101 教室
(山手線目白駅の改札を出て右に進むと 1 分たらずで学習院大学西門があります。
西門から南 7 号館までは徒歩で 5 分程度です。
道順はこちらの地図を参照。)
概要
今年は Niels Bohr が原子模型に対して革命的な考えを提出してから100年にな る。革命的というのは、それまでの物理学の常識ではとうてい受け入れ難いもの だったからである。今日では高等学校でも抵抗なく教えられるこの模型は、当時 は多くの物理学の権威たちが拒否したのだ。実は彼の考えは、量子力学を予見す るものであった。そこから、ほぼ10 年かかって量子力学は生み出され、革命は 形をなした。こうした歴史をお話したい。 (江沢洋)
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