公開:2014 年 4 月 1 日、最終更新日:2014 年 4 月 1 日
だが、残念なことに、このシンポジウム講演を依頼された経緯はかなり異常だったのだ。
ぼくのところに世話人から講演依頼のメールが届いたのは 2013 年の 12 月 3 日だった。 シンポジウムの講演者は 11 月の領域委員会への提案の前に全て決まっているのが普通なので、この時期の依頼はきわめて異例だ。 しかも、世話人は 12 月 7 日までに講演者を決定して学会に報告しなくてはならないというぎりぎりのタイミングだった。 ぼくが断ればシンポジウムそのものが開催できなくなるかもしれないという状況なのである。
これは大変にまずい。
いったい何故こんなことになってしまったのかを少し調べてみると、理事会と領域委員会の話の進め方にどうもおかしなところがあったのではないかという疑いが出てきた(詳しい経緯は、下の「質問と要望」のファイルに説明してある)。
理事会、領域委員会のメンバーが学会のためにボランティアでたいへんな尽力をされていることはよく理解しており、それには深く感謝している。とはいえ、だからといって、不合理なことを見過ごすわけにもいかないだろう。
第69会年次大会の『物理と社会』シンポジウム採択経緯に関する質問と要望(pdf ファイル)
ちょうど、会長をはじめ多くの理事が入れ替わるタイミングであり、素早い対応は期待しない。 気長に反応を待つ。 また、何かのレスポンスがあれば、ここで公開します。