高等科 情報

教育目標

  • 新しい情報社会(Society5.0)で必要となる知識と技術を習得させるとともに、主体的に情報を活用して、自ら問題を発見する意識を持ち、問題をより「良く」解決する能力と態度を育成する。

必修

高1 情報(必修2単位)
(指導要領における位置づけ:情報Ⅰ)

情報を“ 収集・処理・分析・発信 ” する過程を通じて、情報や情報技術を適切に活用する能力を養うとともに、自らの興味関心や問題意識も更に拡げていくことを目指す。
1学期 「情報社会」を生きる上で基盤となる知識や技能を高めるとともに、適切に情報を集め、処理・分析し、発信していく。資料の作成にあたっては「情報デザイン」や著作権等の「情報モラル」についても十分に配慮する。
2学期 「データの活用」について統計的な理論に裏打ちされた形で理解し、表計算ソフトを用いた実習を行う。また基礎的な「プログラミング」の学習を通して、アルゴリズムだけでなくコンピュータの世界に関する理解も深める。
3学期 「情報セキュリティ」や日常的にも利用する「ネットワーク」の問題点に関する調べ学習をし、情報機器を活用した教えあいや評価などのコミュニケーション活動を行う。日々変化していく情報社会に対応する能力と態度を養う。

選択

高2 情報1(選択2単位)
(指導要領における位置づけ:情報Ⅱ)

高1必修「情報」で扱ったプログラミングの発展として、応用的なプログラミングの学習を行う。
ゲーム作りを題材としたクリエイティブな活動を通して、簡単なアルゴリズムを自力で組み立てられる能力に加え、もの作りのプロセスである“企画 - 設計 - 実装 - 評価”を実践する能力を身につけることを目標とする。ソートや探索などの応用的なアルゴリズムについても扱う。
高3 情報2(選択2単位)
(指導要領における位置づけ:情報の科学)

「情報1」で扱ったプログラミングの発展として、本格的なプログラミングの学習を行う。
コンピュータを使ったもの作りを題材としたクリエイティブな活動を通して、より実践的なプログラムを自ら考え構造化できる能力に加え、知的生産活動の基礎能力の育成を目標とする。構造化文章の作成や KJ 法といった発想法についても扱う。
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