副専攻プログラム データサイエンス START 副専攻プログラム データサイエンス START
21世紀に最も魅力的なキャリアへの第一歩

2023年度から、データサイエンス副専攻プログラムがスタートします。
専攻に加えて第二の専門領域を学ぶことにより、文理問わず、マーケティング、コンサルティング、AI活用サービスの開発など、多種多様な業界で活躍できる人材を目指すことが出来ます。
履修する科目はあなたのバックグラウンドやキャリア志向にあわせて、自由に組み合わせることが可能で、プログラム修了後は学習院大学が発行するデータサイエンス副専攻プログラム修了証明書により、幅広い専門性をアピールできます。
今後、より一層社会に必要とされるデータサイエンスを学んで、あなたの理想の将来に近づいていきましょう。

今後期待されつづけるデータサイエンスの魅力 今後期待されつづけるデータサイエンスの魅力

多様な業界で活躍できる

データサイエンスやAIは、今や、
幅広いビジネスの場面で活用されています。

  • マーケティング

    ビッグデータとして得られるマーケティングデータに基づいて、商品やサービスの開発計画やマーケティング戦略を決めます。

  • 製 造

    製品設計の一部をAIに委ねることにより開発の効率化が実現されます。製造の現場にもロボットが導入され、正確性と効率が向上しています。

  • 品質管理

    データサイエンスを活用することでプロアクティブな品質管理が可能となり、不良に起因するトラブルを未然に防ぎます。

  • 医 療

    MRI画像の分析など、AIを活用した医療検査は、医師の正確な診察をサポートしています。

  • 製 薬

    分子構造を設計する製薬の仕事は、組み合わせの多さから多大な時間がかかっていました。データサイエンスとスーパーコンピューターの活用により、大幅な時間短縮が可能となりました。

  • スポーツ

    データサイエンスによりスポーツの戦術も変化しています。大リーグでのフライボール革命もデータサイエンスの果実であると言われています。

データサイエンスは
社会に必要とされている

先端IT人材の担当業務に関するグラフ

データサイエンス・AIの知識とスキルは
社会に求められている

データサイエンス・AIにおけるキャリアでは、専門性が尊重され、仕事で活かされていることが伺えます。 今までは仕事の中で専門性を培っていくことが多かったのですが、これからは大学時代に基礎を作っておくと有利です。 また、尊重される専門性をもつことで、キャリアを野心的に開拓していくことが可能となります。

データサイエンティストを含む
先端IT人材が今後不足し続ける

将来の産業の発展のためには先端IT技術が鍵となるといわれる一方で、先端ITを担う人材の不足は拡大していくと予想されています。 文部科学省も「数理・データサイエンス・AI」教育を推進しています。 先端IT人材には技術者だけではなく、先端ITの理解を武器としてビジネスを創出する人材も含まれています。

先端IT人材の人材不足に関するグラフ

データサイエンスを学んで広がるキャリアパス データサイエンスを学んで広がるキャリアパス

データサイエンス副専攻プログラムは、コンパクトでありながら、参加者個別のキャリア設計にあわせて履修科目の組み合わせを考えることが出来るように設計されています。 専門的・数理的な科目もありますが、データ分析の基礎を教える科目、プログラムで分かりやすいグラフを作成する方法が学べる科目などがあります。

  • AIを使った仕事がしたい

    AIは日々仕事の現場に浸透しています。AIを駆使して新しい方法論を創出するデータサイエンティストや、AIでビジネスを創出するAIプランナー、企業の成長をハックするグロースハッカーなど、あなたのキャリアにあった将来像を見つけられます。

  • 就職活動でアピールしたい

    このプログラムで培った力は就職に活きます。例えば、2020年法学部の卒業生の約20%が情報通信やメディアの業界に就職しています。Pythonができる、深層学習の知識がある、機械学習・AIを使ったデータ分析ができる、これらは企業が注目するポテンシャルとなります。

  • AIを教えられる教師になりたい

    高校の学習指導要領に情報が追加され、大学では「数理・データサイエンス・AI」認定制度が導入されました。AIを含む先端情報技術の教育が日本の知的創造力を支える柱のひとつとなっている今の時代、このプログラムで学んだ知識は教師のキャリアを支え続けます。

  • 卒論で差をつけたい

    昔は情報の収集力がものをいっていました。今は、歴史的文化財や図書のアーカイブ、論文のデータベースをインターネットから利用できる時代です。数値分析だけでなく、画像分析やテキスト分析を駆使することで、一頭地を抜いた卒業研究を目指しましょう。

理想のキャリアを実現できる3つのポイント 理想のキャリアを実現できる3つのポイント

体験型学習で
初学者に優しい教材

ハンズオン教材を多用します。ハンズオン教材により、受講者は手許でプログラムを実行しながら、体験的・能動的に概念を理解できるようになります。

文理問わず受講しやすい
カリキュラム設計

カリキュラムは、文系・理系を問わず、各自が思い描くキャリア設計に役立つように履修科目の組み合わせを工夫できるように設計されています。シラバスを読んで、自分に適した履修科目を選んで下さい。

就職にも活きる学位記 +
プログラムの修了証明書

プログラムの修了条件を満たすと、2023年度以降の入学生には、「データサイエンス副専攻プログラム修了証明書」が大学から発行されます。副専攻制度発足以前の入学生(2022年度以前の入学生)には、「データサイエンスプログラム修了証」が計算機センターから発行されます。学位記に加えてこれらの証書をもつことで、幅広い専門性をアピールすることが出来ます。

※入学年度の違いによる証明書の詳細はこちらから

着実にステップアップできるカリキュラム 着実にステップアップできるカリキュラム

STEP 1 情報リテラシー科目群

情報技術を安心・安全に利用する観点から、必要な知識とスキルを身につけます。

  • 情報技術基礎
  • 情報リテラシー
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STEP 2 情報教養科目群

仕組みを理解しながら、より有効に、
より安全に情報技術を利用するための知識とスキルを身につけます。

  • プログラミング初級・中級
  • 人工知能とビッグデータ
  • 人工知能概論
  • 統計解析ツールによるデータ分析
  • ネットワークと通信
  • 情報セキュリティと情報倫理
  • 表計算ツールによるデータ分析
  • コンピューターと情報技術
  • 計算機科学とプログラミング初級・中級
  • 情報理論概論
  • コンピューター科学概論
  • 数値解析および計算機1・2
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カリキュラム一覧を隠す

STEP 3 データサイエンス専門科目群

データサイエンスの入門となる知識やスキルを学びます。
AIや機械学習の知識やプログラミングなどの科目を含みます。

  • 基礎の機械学習
  • プログラミングで学ぶ機械学習
  • 基礎のニューラルネット
  • プログラミングで学ぶニューラルネット
  • データサイエンスのための情報理論
  • プログラミングで学ぶ情報理論
  • 基礎のアルゴリズム
  • プログラミングで学ぶアルゴリズム
  • 画像情報
  • コンピューター・グラフィックス
カリキュラム一覧を表示する
カリキュラム一覧を隠す

POINT

あなたのキャリアに合わせて自由に履修科目を組もう

カリキュラムの構成はステップアップ形式ですが、履修する科目は各人のバックグラウンドやキャリア志向にあわせて自由に組み合わせることができます。着実に実力をステップアップしたい人は、リテラシー科目から専門科目へと段階的に履修することもできますし、メールやオフィスツールなど情報環境に日頃親しんでいる方は情報リテラシー科目をスキップすることもできます。データサイエンスの神髄に迫りたいという方はいきなりデータサイエンス専門科目を履修してもよいでしょう。自分の強み・弱み、興味の方向、思い描くキャリアパスにあわせて、自分だけのカリキュラムをデザインして下さい。副専攻修了認定には指定されたコア科目群から規定数以上の単位を修得する必要がありますが、それ以外は組み合わせ自由です。※一部科目に履修順序の推奨があります。

履修についてシラバスでチェック 履修についてシラバスでチェック

プログラムへの参加は事前申請は不要です。通常の履修登録と同じ手続きで、プログラムの指定科目の履修登録を行って下さい。プログラムの修了条件は、指定科目から16単位以上の修得、うち、8単位以上はコア科目から選んで下さい。修了条件を満たした場合、卒年次に修了証明となる証書が発行されますが(申請が必要です)、入学年度により証書の名称が異なりますので、下記をご確認下さい。

こちらからシラバスをチェック

データサイエンスプログラムの参加方法

事前の申請は必要ありません。所属学部・学科の履修規定に従って、プログラムに指定された科目を自由に履修して下さい。

修了を証明する証書の申請方法

卒年次の所定の期間に申請が必要です。入学した年度によって発行される証書が異なります。
● 2023年度以降の入学者は教務課に申請。修了条件を満たしていれば「データサイエンス副専攻プログラム修了証明書」が発行されます。
● 2022年度以前の入学者は計算機センターへの申請となります。修了条件を満たしていれば「データサイエンスプログラム修了証」が発行されます。