よくある質問

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Since 1877

2027年 学習院は創立150周年を迎えます


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よくある質問

将来、弁護士になりたいと思っています。でもどうすればよいのかわかりません。

裁判官・検察官・弁護士(法曹三者と呼ばれます)になるには、司法試験に合格する必要があります。司法試験の受験資格を得るには、法科大学院を卒業する方法と、司法試験予備試験に合格する方法の2つがあります。司法試験予備試験は合格率3%台の難関ですから、普通の人であれば法科大学院で法律家としての能力を養い、司法試験に挑戦する方が合理的です。法曹コースは、法科大学院に進学する法学部学生に、あらかじめ法学の基礎的な能力を身に着けてもらうためのコースです。

法曹コースを修了すると、どのようなメリットがあるのですか?

法曹コースを修了した学生は、学部を3年次で卒業する早期卒業制度を利用することが可能です。また全国の法科大学院の、法曹コース修了生向けの特別枠の入学試験を受ける資格が得られます。さらに成績上位者については、法学部長の推薦により、学習院大学が連携協定を結ぶ法科大学院(学習院大学のほか、慶応大学、中央大学の法科大学院とも協定締結予定)の入学試験で筆記試験免除等の待遇を受けることができます。

法曹コースに所属するにはテストなどを受ける必要がありますか?

いいえ。学習院大学の法曹コースは法学部法学科の学生ならだれでも所属できます(2023年4月以降の入学者のみ)。2年次に進学する際に法曹コースに登録すれば、テストなどを受ける必要はありません。

通常の法学部の授業のほかに、法曹コースの授業を受けるのは大変ではないですか?

学習院大学の法曹コースは、プログラム制といって、通常の法学部の講義科目のなかから、定められた講義科目を履修する形式になっています。これらの講義科目について優良な成績を取得すれば、法曹コース修了資格が得られます。法曹コースに登録したからといって、卒業に必要な授業科目数が増えるわけではありません。

法曹コースには、司法試験対策のための授業があるのですか?

学習院大学の法学部には、法曹コースの必修科目以外に、法曹志望者向けに開設される複数の演習科目があります。これらの演習科目では、司法試験で課される小論文式の筆記試験などに役立つ、法的なものの考え方や、法的な文章の書き方の指導があります。これらの演習科目を履修することは、司法試験や公務員試験などの資格試験の準備に役立つだけでなく、法科大学院の入学試験や講義科目の期末試験の対策にもなります。

まだ将来何になるかを決められません。法学部に入って大丈夫でしょうか。

学習院大学の法学部は、自分の将来について考えて、そのための計画を立てることを目的とした、キャリア教育の充実を目指しています。今後、法学部を卒業してさまざまな職業についた卒業生をお招きし、そのお話を伺う機会を設ける予定です。法曹コースも、裁判官や弁護士をはじめとする法律関係の仕事についた卒業生のお話を伺う機会を設けることで、皆さんが将来について考える手助けをしていこうと考えています。

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