心理学専攻:博士前期課程
指導体制と研究環境
研究の指導は指導委員会体制で行っており,大学院生1人にたいして3名の指導教員が担当します。大学院生が修士論文で追求するテーマはさまざまな領域に関連することが多いため、この指導体制は効果的なものになっています。 また、実験室や研究室など,大学院生の研究を支援するのに十分な研究環境が整っています。大学院生の学会発表を支援するために,学会発表のための旅費や宿泊費を補助する制度もあります。 |
研究活動の実際
指導教員の指導を受けながら,自分自身の研究関心と問題設定に沿って,研究を進めてゆきます。得られた研究成果は,学会で発表したり,あるいは学術雑誌に論文として投稿します。学会発表のためのプレゼンテーション・スキルや,研究論文を執筆するための能力も,指導教員の指導のもとで伸ばすことができます。 |
修了生の進路
心理学専攻の修了者の進路は、大きく分けると3つあります。国家一種試験や公務員心理職試験を受験し公務員になる修了生、企業に就職する修了生、それから大学院博士後期課程に進学する修了生です。 |
心理学専攻:博士後期課程
研究活動の実際
前期課程と同じく,学習心理学、認知心理学、社会心理学、発達心理学および教育心理学を専門とする教授陣のうちの3名による指導委員会体制のもとで、丁寧な研究指導や論文指導を行っています。 博士後期課程の大学院生の課題は、独自の研究を進めて,その成果を研究論文として世に送り出すことです。そして、当面の主たる目標は,博士論文を執筆して博士号を取得することになります。博士後期課程の修了者の大部分は、大学教員や研究所研究員になっています。 |
奨学制度/研究支援制度
学習院大学独自の奨学金制度として、学費の3分の1の金額が支給される学習院大学大学院奨学金博士後期課程給付奨学金や、成績優秀者に送られる安倍能成記念教育基金奨学金などがあります。 |