政治学研究科では、インターン活動を「実務研修」として単位認定する制度があります。インターン参加者は毎回実習記録を提出し、期末には研修先から評価シートを受け取ります。
過去のインターン先の例
- 朝日新聞 論説委員室
- 外交フォーラム 編集部
- 東アジア共同体評議会
- 衆議院議員事務所
- 国際連合広報センター
- 衆議院議員国会事務所
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- 博士前期課程
- 日本政治・政策研究コース
日本政治、とりわけ国会について研究しており、実際に国会という場でどのように政治が行われているのかを見るために、衆議院議員の国会事務所にてインターンシップを行いました。
通常国会開会中に伺えたため、予算案や予算関連法案の取り扱いを間近で見られたほか、党内での政策形成のプロセスや統一地方選関連の動きなども並行して学べ、非常に貴重な経験をさせて頂いたと感じています。
例えば定例記者会見や勉強会・タウンミーティング等で、メディアへの対応や代議士の方々のやり取り、有権者との関わりを拝見したり、政策の内容自体を勉強したりできました。
また、電話やFAXの取り次ぎ、来訪者の応対などもやらせて頂き、どのような連絡や陳情があるのかを見ることで、生の政治に触れられました。
責任ある仕事を体験すること自体にも大きな意味があったと思います。そして、秘書の方のお手伝いをしながら、政策や政治についてお話出来たこと、さらに代議士のお見送りもさせて頂き、そのなかで私の専門の議会制度について御意見を拝聞できたことは、またとない貴重な経験になりました。
このインターンシップを通じて学んだことは、今後の研究はもちろん、社会人になってからも必ず活きてくると感じています。
- 東京財団
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- 博士前期課程
- 国際関係・地域研究コース
東京財団の現代中国プロジェクトで、2010年の9月末から半年間に渡って開催された「日中政策勉強会」のインターンシップをやらせて頂きました。
勉強会が開催される当日は会場の準備や受付等のアシスタント業務を行い、後日テープ起こし並びにホームページに掲載される議事録を作成することが仕事として割り当てられていました。
自分が作成した議事録が形となり、人に読まれることはとてもやりがいのあるものです。このような仕事以外に、対中政策を担う参加者との交流の場もあり、なかなか学生ではお話をする機会のない方との関係を深めることもできました。
インターンシップを通して学んだことは、人にわかりやすく伝える事の大切さです。
当たり前のようですが、些細な場面でも自然に行うことは難しいものです。
忙しく働く人に対して、要求する事を的確に捉えて速やかに行動に移す、という能力はどこへ行っても役立つ学びであると考えます。
また、議事録を作成する上でも、読み手を考えて作るという意味では同じです。この経験は、就職活動をする上でも、社会へ出てからも役立つ貴重な体験であり、十分今後に活かせるものだと思っています。
- 朝日新聞 論説委員室
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- 博士前期課程
- 国際関係・地域研究コース
2010年4月から2011年3月まで、朝日新聞社の論説委員室でインターンシップをさせていただきました。
論説委員の方々が「何をどのように伝えるか」ということを徹底的に議論する姿に圧倒されました。
自分が日本のメディアの中心で活動させていただける喜びを感じたことを覚えています。インターンシップではまず、電話の取り次ぎや郵便物の振り分け、資料のコピーなどを担当させていただきました。
社会人としての基本業務の大切さを実感しました。
さらに、取材に同行させていただいたこともあります。
第一線の現場でお話を伺い、それを発信するという記者の醍醐味を感じました。
また、論説委員室では定期的に専門家をゲストにした勉強会が開催されます。
自分の勉強不足を痛感しましたが、日本の重要課題についてのお話は刺激的なものでした。日本を代表するメディアの中心に身を置き、そこで活躍する方々に直接お話を伺うことが出来たことは大変貴重な体験でした。
インターンシップでの経験を今後に活かしていきたいと思います。
最後になりますが、論説委員室の方々に感謝申し上げます。