桜友会法学部同窓会の方々との対談

在学中も学習院で良かったと誇りに思う。

宮坂
学習院の良さは何といっても先生との距離が近いこと。クラス全員をご自宅にお招きくださったり、いろいろとお世話くださったり、一人ひとりをちゃんと見ていていらっしゃるなあと感じました。
宮田
学校の規模がちょうどいい大きさですよね。先生ともそうですが、生徒や学生同士の気心が知れた人間関係が築けて、結束も固い印象です。
吉田
女子部でも大学でも自由にのびのびと過ごしました。上下関係も横のつながりも強いですよね。キャンパスはいずれも都心の一等地にあり、自然豊かな環境に恵まれているのも学習院ならではです。
宮坂
学習院は高貴な学校と思っていましたが、平等な教育を受け、しかも人間として大切なことをしっかり学べたことがありがたいなあと思っています。
宮田
安倍能成先生の「正直であれ」という教えは当時も今も私にとっては大事な根幹になっています。
吉田
皆さん意外に質素で、着飾るよりも内面の美しさを尊ぶ質実剛健の精神を学べた気がします。
宮坂
安心して付き合える人が多い学校ですね。
宮田
二人の息子を幼稚園から入れましたが、そういう安心がある教育の場だと信頼しています。
吉田
私の息子は中等科から、娘は初等科からお世話になり、今は高等科と女子中等科に進んでいます。
宮坂
愛する我が子を預けたいと、親が思える学習院は、やはりとてもいい学校なんですよ(笑)。
宮田
金融系など信用を大事にする企業への就職が有利なのも学習院の強みであり、魅力ですよ。
吉田
卒業が就職氷河期の年でしたが、おかげさまで保険会社に入社することができました。
宮坂
学習院サポーターズ倶楽部という名前がいいですね。寄付というと、敷居が高い感じがしますけど、できる範囲でのサポートなら、自分の気持ちや身の丈に合うし、母校とのつながりを継続していけます。
宮田
私は先輩に勧められて入会しました。桜友会でさまざまな委員会の活動をしていると、周囲の方々が当然のように学習院サポーターズ倶楽部の会員になっているんです。
吉田
最初に手続きしたら、自動引き落としで手間がかからないのもいいですね。いちいち銀行に出かける面倒がなくて済みます。
宮坂
それが一番。自然に継続してサポートできる。満期になったらまた更新すればいい。
宮田
一度にドンと多額の寄付は無理ですから(笑)。
吉田
それは我が家もいっしょです(笑)。
  • 本記事は、平成28(2016)年2月に行われた鼎談を掲載しています。

プロフィール

宮坂 裕子 (みやさか ゆうこ)

宮坂 裕子 (みやさか ゆうこ)

会員番号596/昭和40(1965)年、政経学部政治学科(法学専攻)卒業
女子部から大学まで学習院。女子部では演劇部を、大学では演劇部と今はない戯曲研究会に所属し、演劇活動に励んだ。北1号館ではゼミの思い出がたくさん。東別館の由緒ある趣も好き。平成28(2016)年に桜友会法学部同窓会会長に就任。

宮田 順次 (みやた じゅんじ)

宮田 順次 (みやた じゅんじ)

会員番号699/平成3(1991)年、法学部法学科卒業
幼稚園から学習院。初等科から高等科まではバスケットボール部、大学ではゴルフ部とずっとスポーツを続けた。強豪ではなかったが、一生懸命取り組み、礼儀やマナーも学んだ。とくに付属戦には燃えた。桜友会法学部同窓会理事。

吉田 絵美 (よしだ えみ)

吉田 絵美 (よしだ えみ)

会員番号797/平成8(1996)年、法学部法学科卒業
女子部から大学まで学習院。女子部では演劇部、会長の宮坂さんは大先輩。たくさんの方との温かみのある交流が今も長く続いている。桜友会催事委員会ではオール学習院の集いやチャリティーチェリーパーティーの運営を、桜友会法学部同窓会では事務局をそれぞれ担当。桜友会法学部同窓会理事。

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