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千葉 功 教授 |
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■略歴1969年 千葉県に生まれる 2000年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了 昭和女子大学文学部講師 2011年 学習院大学史学科に着任 |
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■研究テーマ・分野 大学院の修士課程の頃は、日英同盟から日露戦争への過程が必然だったのかを見るべく、日露開戦史を研究しました。その後、博士課程では第一次世界大戦前における仲裁裁判条約と日本との関係や、外務省の自律化へとテーマを拡げました。さらに、就職後は1904〜19年における多角的同盟・協商網の研究を行い、最終的に『旧外交の形成』という本を上梓することができました。 |
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■主要業績
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■私のゼミ(学部)で学ぼうとする皆さんへ 学部ゼミ(日本史演習)では、4年生になって卒業論文を作成・完成するために、史料や研究論文の読解方法といった基礎的な技術を習得することを目的としています。よって、ゼミに主体的・積極的に参加することが強く望まれます。具体的には、@明治期の史料として書翰(井上馨あての書翰を予定)を、A昭和期の史料として日記(日記ではありませんが、中心史料として『西園寺公と政局』を予定)をもとに、それぞれ史料の内容を調べて発表します。また、B歴史雑誌に掲載された研究論文(各自の関心にもとづいて選択)の書評を行うことで、論文の書き方を学びます。参加学生の発表回数を確保するため、ゼミ合宿も予定しています。これらのトレーニングを経ることによって、4年生になって卒業論文を無事完成させることができるのです。 |
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■私のゼミ(大学院)で学ぼうとする皆さんへ 大学院ゼミ(日本史演習)は、主に日本近現代史で修士・博士論文を作成する大学院生を対象に、論文作成のための足がかりとなることを目指しております。各自の研究過程において重要な研究書や史料を読解することで、論文作成につなげていけたらと考えております。具体的には、@書翰(井上馨あての書翰を予定)などの一次史料を読むことによって、くずし字読解技術を習得しつつ史料批判の方法をマスターします。また、A各自が論文を作成するうえで立ち向かい乗り越えなければいけない先行研究(研究書・研究論文)を読み、書評を行うとともに、B自由発表を重ねて修士・博士論文の作成や、学会誌への投稿につなげていきます。 |
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Key words:the Meiji-period, KATSURA Taro, the Russo-Japanese War, the history of Historiography |