本学の奨学制度には、(1)勉学に意欲があり経済的に学費の支弁が困難と認められる者に対する援助を目的とした奨学金、(2)大学院で特色ある研究活動を育成するため、ならびに学部と専門職大学院(法科大学院)で学業奨励を目的とした奨学金があります。 また、他に本学で取り扱っている奨学金には、日本学生支援機構奨学金をはじめ、財団法人・民間企業・地方公共団体奨学金などがあります。
奨学金には、貸与型(卒業・修了後に返還する必要のある奨学金で「無利子」と「有利子」がある)と給付型(卒業・修了後に返還する必要のない奨学金)の2種類があり、申請方法により「公募制」と「推薦制」に区別されます。
区分 | 公募制 | 推薦制 |
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貸与型 | ・学習院大学奨学金 ・日本学生支援機構奨学金 ・実吉奨学金 |
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給付型 | ・学習院大学学費支援給付奨学金 ・学習院大学海外留学奨学金 ・学習院大学教育ローン金利助成奨学金 |
・学習院大学学業優秀者給付奨学金 ・安倍能成記念教育基金奨学金 ・学習院末松奨学基金奨学金 ・関育英資金奨学金 |
※上記以外に財団法人・民間企業・地方公共団体奨学金があります。
申請する際は、奨学金の必要性や年間どれくらいの金額を奨学金で賄いたいのかなど、具体的に奨学金の使用目的を十分に考えてください。また、卒業(修了)後に返還しなければならない奨学金の申請を希望する場合は、卒業(修了)後の返還計画も考慮してください。なお、奨学金は申請資格を満たしていても、推薦人数・予算枠の理由で、必ず採用されるとは限りません。
奨学金申請の時期や方法については、毎年4月に開催される「奨学金説明会」に必ず出席のうえ、そのときに配布される「奨学金の手引」を熟読して、所定期間内に申請手続を行ってください。指定した期日までに書類の提出がない場合や、添付書類の用意ができなかった場合等、書類不備の場合には申請しなかったものと判断します。
【奨学金採用数:平成18年度実績】
奨学金名 | 学部生 | 大学院生 | 法科大学院生 |
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学習院大学奨学金 | 78 | 7 | 24 |
学習院大学学費支援給付奨学金 | 28 | - | - |
学習院大学教育ローン金利助成奨学金 ※ | 29 | 1 | 1 |
日本学生支援機構奨学金 | 329 | 57 | 28 |
※については、平成17年度実績となります。
制度名 | 金額(円) | 募集時期 | 貸与給付 | 備考 |
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学習院大学奨学金 | 1)第1期分学費納付金相当額 2)第2期分学費納付金相当額 3)学費納付金相当額全額 (第1期分+第2期分) |
5月下旬~6月上旬 | 貸与 | ・納付金のうち入学金は除く ・無利子 ・毎年申請(継続申請可・最短修業年限内) ・貸与金額総額500万円以内 |
学習院大学 教育ローン金利助成奨学金 |
1)授業+維持費の累積金額の2% 2)支払金利 1)2)のうち低い金額 |
1月中旬~2月上旬 | 給付 | ・毎年申請(継続申請可) ・最短修業期間 ・助成奨学金は1年間5万円以内 |
学習院大学 学業優秀者給付奨学金 |
年額300,000 | (推薦制) | 給付 | ・採用は1ヵ年 ・各専攻からの推薦制 |
安倍能成記念 教育基金奨学金 |
年額450,000 | (推薦制) | 給付 | ・採用は1ヵ年 ・採用数は毎年若干名 |
学習院 末松奨学基金奨学金 |
年額100,000 | (推薦制) | 給付 | ・採用は1ヵ年 ・人文科学研究科(史学専攻)からの推薦制 |
日本学生支援機構 奨学金 |
第一種(無利子) 月額 博士前期88,000 博士後期122,000 第二種(有利子) |
~4月下旬 | 貸与 | |
関育英資金奨学金 | 月額30,000 | (推薦制) | 給付 | 採用は1ヵ年 自然科学研究科からの推薦制 |
財団法人・民間企業 地方公共団体奨学金 |
4月~5月 | 給付 又は 貸与 |