施設案内
文学部では各学科共通に、学生にとって大切な文献・学習・相談・事務手続きの場が、それぞれひとつの階に集中して配置してあります。史学科に属する学生の拠点は北2号館2階の、いわゆる「史学科研究室」です。
広い意味での「史学科研究室」には、事務手続きの中心となる助教・副手が詰めている「史学科事務室」、個々の教員が研究や事務処理を行うとともに学生諸君の相談に応じる教員の「個人研究室」、文献・史料が集積されている「書庫」、学生が調べものや発表資料・レポートの作成などを行う「学生閲覧室」が含まれます。北2号館2階にはこの他に大学院学生の拠点である「大学院研究室」もあります。
史学科の学生にとって大切な施設としては、この他に北2号館地下にある「文学部図書室」、東1号館にある各種会議室・研究ブース(基本的には大学院生用)。
学生同士が所属する学科ごとに結びつきをもつ機会が減り、指導を受ける教員との結びつきも授業以外ではオフィス・アワーなどの限られた時間に減少し、図書館の書籍も閉架書庫にクローズして機械利用の出納を行うなど、専門的に扱う文献からも切り離されてしまう傾向が強まっています。このため、大学に登校しても誰とも会話をせずに帰宅してしまうような関係性の希薄化を招いている面があります。
本学文学部の施設配置は、学生が学年を問わず集まって勉学を行う「学生閲覧室」を中心として、これに近接して専門的な文献に直接接触できるように書庫を配置し、事務手続きの場や所属教員の個人研究室も極力これらに近接して配置する設計です。
学生は自分の所属する学科の「学生閲覧室」に来さえすれば、仲間や先輩・後輩、教職員とも必ずなにかしらの接触をもつことができ、専門的な文献にも書棚をゆききしながら直接触れることができます。このような親密な関係を通じて人間的な力を養うということが文学部のポリシーになっています。
ゼミの発表当番にあたっている学生は、これらの図書を用いて、何日も前から準備を進めています。いつも多くの学生でにぎわっていて、先輩たちの助言を受けるのにも便利です。発表を繰り返すなかで史料や研究論文の使い方を身につけてゆきます。
学生閲覧室に設置されているコンピューターやコピー機などの機器も自由に利用できます。
史学科の学生にとって大切な施設としては、この他に北2号館地下にある「文学部図書室」、東1号館にある各種会議室・研究ブース(基本的には大学院生用)。
施設配置の考え方
最近の各大学の施設配置では、ある学科の学生が恒常的に集まる施設を置かず、調べものの場は全学部共通の中央図書館に集約し、教員の個人研究室や教室も図書館など学生の集まる場とは別個に切り離してしまう設計が多くなっているのが実情です。学生同士が所属する学科ごとに結びつきをもつ機会が減り、指導を受ける教員との結びつきも授業以外ではオフィス・アワーなどの限られた時間に減少し、図書館の書籍も閉架書庫にクローズして機械利用の出納を行うなど、専門的に扱う文献からも切り離されてしまう傾向が強まっています。このため、大学に登校しても誰とも会話をせずに帰宅してしまうような関係性の希薄化を招いている面があります。
本学文学部の施設配置は、学生が学年を問わず集まって勉学を行う「学生閲覧室」を中心として、これに近接して専門的な文献に直接接触できるように書庫を配置し、事務手続きの場や所属教員の個人研究室も極力これらに近接して配置する設計です。
学生は自分の所属する学科の「学生閲覧室」に来さえすれば、仲間や先輩・後輩、教職員とも必ずなにかしらの接触をもつことができ、専門的な文献にも書棚をゆききしながら直接触れることができます。このような親密な関係を通じて人間的な力を養うということが文学部のポリシーになっています。
学生閲覧室
史学科生がゼミ発表やレポート作成などの調べもののために使用する基本図書(辞典・事典・索引・基本史料)は専門家が使用するものとまったく同じで、高価であると同時に非常に多数におよびます。使用方法が身についていないと役に立てることが難しいものも少なくありません。こういったものを用いて「調べる」作業の拠点になるのが北2号館2階の「学生閲覧室」です。
ゼミの発表当番にあたっている学生は、これらの図書を用いて、何日も前から準備を進めています。いつも多くの学生でにぎわっていて、先輩たちの助言を受けるのにも便利です。発表を繰り返すなかで史料や研究論文の使い方を身につけてゆきます。
学生閲覧室に設置されているコンピューターやコピー機などの機器も自由に利用できます。
東1号館
2023年4月、新大学図書館がスタート。東1号館の2階から11階まで、全てが大学図書館です。詳しくは下記をご覧ください。
研究遺産など
史学科の蔵書と工具・雑誌
史学科の蔵書は北2号館2階の研究室を中心に研究書・史料集をあわせて約8万冊があり、他では目にすることができないものもあります。「学生閲覧室」には事典・辞典・基本史料・最近刊行された学術雑誌など、調べものの工具になる図書を集中して配架してあります。隣接する「書庫」には基本的な研究文献、比較的頻繁に参照される史料集が配架されています。大部の叢書や著作集、学術雑誌のうち一定期間以前に刊行されたものなどは、北2号館地下にある「文学部図書室」に配架されています。原史料や史料の写真帳・複製、マイクロ・フィルムやCD-ROM化された史資料も数多く所蔵しています。
史学科に所属する学生は一部の貴重な図書を除いて基本的にほぼすべての図書を利用することができます。
学生が学習・研究に利用できる機材
PC
史学科研究室には複数のPCが設置されており、それぞれ学生・大学院生の使用に供されています(ほかにも大学の各箇所に、共用のPCが多く配置されています)。
これらのPCはほぼすべて本学計算機センターの大型計算機と接続されており、学内のどのPCであっても自分専用のデスクトップ画面を呼び出して作業することができます。
コピー機・印刷機
学生閲覧室・書庫・事務室の間の空間にコピー機1台とリソグラフ印刷機1台が設置されています。史学科所蔵資料および演習の配布資料の複写・印刷ができます。
リーダー・プリンター
マイクロ・フィルムに撮影された史料を閲覧するための利用するためのリーダー・プリンターも設置されています。
事務室や図書室の利用案内
事務室の業務
史学科事務室は、北2号館(通称 文学部棟)の2階に位置し、図書の貸し出し、レポートの受領等を行っています。助教1名、副手2名が常時おりますので、勉強や大学生活のことなど、お気軽にお尋ねください。
事務室開室時間
開室時間 | 昼休み | |
---|---|---|
平日 | 9:00-17:30 | 11:30-12:30 |
土曜日 | 9:00-13:00 | ─ |
長期休暇中 | 10:00-17:00 | 11:30-12:30 |
長期休暇中 (土曜日) |
9:00-12:30 | ─ |
研究室架蔵図書の利用案内
所蔵資料
所蔵図書 | 80,000冊以上 内訳:和書 65,000冊以上/洋書 15,000冊以上 |
---|---|
所蔵雑誌 | 日本史・総合 306誌 東洋史 77誌(中韓雑誌を含む) 西洋史 48誌(欧文雑誌を含む) |
開室日・時間
史学科事務室の開室日・時間に準じます。
利用規定
閲覧室あるいは書庫内では自由に閲覧することができます。手荷物は閲覧室に置き、書庫内には持ち込まないようにしてください(その際、貴重品の管理には十分注意してください)。
他学科およびf-Campus学生の利用者は、学生証・f-Campus証をカウンターにお預けください。その他の大学および研究機関所属の利用者は、大学図書館への事前連絡が必要となります。 (館外貸出は行っておりません。)
対象者 | 館内閲覧 | 館外貸出 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
史学科学部生・院生・卒業生 | 可 | 3冊 | 2週間 | |
他学科・学習院女子大学学生 | 可 | 3冊 | 2週間 | 学生証の提示、ならびに他学科借覧願を提出のこと。 |
f-Campus | 可 | 不可 | ─ | f-Campus 証を提示のこと |
配架先について
史学科所蔵の図書は、おおよそ以下のように配置されています。閲覧室:辞書類・基本史料・雑誌(最新号のみ)・マイクロフィルム
書 庫:研究書・史料・叢書など
参 考:新書・叢書・東洋文庫など
文学部図書室:雑誌(バックナンバー)・自治体史・発掘調査報告書など
※目録・貴重書・大型本類は共同研究室にあります。事務室までお問い合わせください。
※原則として、分野別に分類のうえ、請求番号順に配列しています。
背表紙に貼ってある請求番号ラベルを参考に、探してみてください。
文学部図書室(北2号館地下書庫)の利用について
月曜~金曜までの間、文学部図書室に入室して閲覧することができます。北2号館1階の入口より入庫できます。
学生証を持参下さい。1階閲覧室にて閲覧、コピーが可能です。また一部の図書については、
2週間の貸出が可能です(貸出は学習院大学の学部生・院生・卒業生のみ)。