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地球世界に貢献できる人を育てたい
学習院大学長 福井憲彦
私たちの身の回りを眺めてみましょう。衣食住のどれをとっても、日本産のものだけでできているものは、ほとんどないでしょう。ものだけではありません。インターネットを通じて、世界の情報がリアルタイムで入ってきます。人の動きにしてもそうです。学問の世界も「知」の世界も、これからは地球のスケールで生きなければいけない時代です。それが、日本の足元を見つめることにもつながる、そういう時代が始まっています。
学習院大学では、そういう時代の現実を見据えた勉強を重視します。大学ですから、学生の皆さんには、それぞれの学部学科における勉強をしっかり行なってほしい、それを通じて、学ぶことの基礎、ものごとの考え方の基本を身につけてほしい、と思います。これからの地球世界には、さまざまな可能性と、そしてまた「持続可能な」世界を造るうえでの課題も山積しています。皆さん自身でそれらをとらえ、考え、行動する、そういう人間としてみずからを育ててほしい。学習院大学は最大限そのお手伝いをします。
切磋琢磨という表現があります。自分を鍛え、磨くことです。さらには仲間と、互いに互いを磨きあうことにおいて競う、ということでもあります。クラブやサークルやボランティアや、自分を磨くチャンスは教室以外にも一杯あります。都心にあって緑に満ちたこのキャンパスには、皆さんがみずからを磨く機会が、さまざまに用意されています。未来を見つめて、ともに歩こうではありませんか。
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