在京(カッツ氏は訪日中)の専門家たちによる鳩山政権評価第一弾。
キャンベル教授は国内政策、デュジャリック教授は日米関係、カッツ氏は経済、河東氏はインド・中央アジアの反応、李正勲助教は韓国の反応について発表。
その後、参加者を交えて活発な議論が繰り広げられた。
いわゆる「普天間」問題の重要性に関しての意見は分かれた。
国内政策では、「事業仕分け」の意味について、村松・坂本教授からコメントがあった。
経済については需要喚起による景気回復の可能性が論議された。
日本経済は対外関係にも影響する。
何故ならば、アメリカ、ロシア、韓国、中国、インドにとって、日本は重要であるが、経済はもっと重要だから。
河東氏はインドが日本との関係を中国への対抗軸としようとしていること、李助教は鳩山政権の対外政策と廬政権の政策には共通性があることを指摘した。
主催者から、1年後に同じメンバーが再度集まり、再評価の第二弾を行うことが提案され、参加者全員の賛同を得た。
次回はよりオープンな研究会としたい。