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心理学専攻・臨床心理学専攻 大学院紹介

心理学専攻・臨床心理学専攻 Q&A

質問 心理学専攻、臨床心理学専攻では、それぞれ、どんなことを学びますか?
回答  大学院は、学部での心理学基礎教育をベースとして、心理学に関する専門的な学習過程となります。
心理学専攻では、心理学研究者養成のための基礎を形成します。自分自身の設定したテーマについて研究したいという意欲を持つ人のための専攻です。研究テーマを学術論文としてまとめるために必要な研究法、知識、技能について、充実した少人数指導を受けます。ひとりひとりの研究者としての主体性を大切にする教育課程です。
臨床心理学専攻では、日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院として充実した臨床心理士養成カリキュラムを提供します。心理療法、心理査定の基礎に加えて医療、教育、児童福祉施設における心理臨床、高齢者の心理臨床、子育て支援、発達障害支援など、さまざまな領域にわたってそれぞれ充実した内容です。また平成20年度より、学習院大学心理相談室が開設され、豊島区、新宿区など地域に開かれた相談室活動が行われています。少人数の臨床心理士養成大学院として、指導教員のきめ細かい指導を受けながら実習を行っています。

質問 大学院卒業生の進路について教えてください
回答  心理学専攻では、伝統ある心理学専攻として、多数の大学の教育職・研究職を輩出しています。その場合は博士後期課程に進学し、学術論文を執筆します。中には博士前期課程修了で、研究的技能を評価されて情報、リサーチ関連企業などに就職する修了生、また公務員試験にチャレンジする修了生もいます。
  臨床心理学専攻では、教育相談室、メンタルクリニック、スクールカウンセラー、児童養護施設などの非常勤勤務などの進路が多いようです。常勤勤務先としては、地方公務員の心理職として活躍している卒業生もいます。

質問 修士論文執筆についてどのような指導体制ですか?
回答  修士論文では、指導教員が3名つきます。主として主査の教員に研究相談をすることが多いと思いますが、学習院の特徴として、教員のチームワークの中で指導する体制をとっているので、定められた指導教員以外の教員に研究上の相談することも自由にできます。

質問 どのような研究環境ですか?
回答  共同の大学院生室には、勉強机、個人ロッカー、パソコン、プリンター、基本的な参考図書が備えられています。また心理学フロアの心理学実験室、実験機器、充実したコンピューター室や心理学科書庫の心理学関連書の豊富な蔵書など、恵まれた研究環境が整備されています。

質問5 臨床心理学専攻の臨床心理士資格審査の合格状況について教えてください
回答5  平成23年度より、日本臨床心理士資格認定協会による第1種指定大学院に認定されました。修了と同時に例年秋に行われている臨床心理士資格審査を受けることができます。これまで、修了後に臨床心理専門職でない就職をした修了生、あるいは1年目で合格しなかった修了生もごく少数おられますが、約9割の修了生が臨床心理士を取得しています。これまで希望していながら修了後の非常勤心理職が見つからなかった例はなく、実務経験の蓄積が資格審査の合格へとつながっています。

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