労働政策研究・研修機構で研究員をされている高橋康二先生をお招きして、今年度2回目のe-Democracy研究会を開催いたしました。
高橋先生は、そもそも非正規雇用者とはどのような存在であるかをまず確認し、そのあとは最新の統計や法改正などの紹介にもとづき、非正規雇用者がなぜ増えたのかを説明しました。
ひと口に非正規雇用者といってもそこにはさまざまなタイプがあり、それぞれのタイプによって抱えている問題が異なっているという説明が印象的でした。
また高橋先生は、非正規雇用者のなかでもとくに若年非正規雇用者に注目し、若年非正規雇用者の増大がもたらす問題を強く強調されていました。
研究会には多くの院生・教員が参加し、討議で予定の時間を超過してしまうなど、たいへん熱のこもったものになりました。
高橋先生の興味深いお話と、参加者の熱意によって、研究会はたいへん有意義なものになったと思います。
高橋先生ほか関係の皆様に、あらためてお礼を申し上げたいと思います。