「助けあいジャパン」(http://tasukeaijapan.jp/)のリーダーをされている佐藤尚之先生を講師にお迎えして、大学院研究会(e-Democracy研究会、政策評価・公会計研究会、グローバル・ガバナンス研究会)を開催いたしました。
ここ数年でソーシャルメディアが私たちの社会に急速に浸透し、大きな影響力を与えるようになりました。
佐藤先生は、新しく現れたソーシャルメディアと過去のメディアとがどのように異なっているのかをさまざまな素材をもとに説明し、また「助け合いジャパン」を設立された経緯を中心にしてソーシャルメディアがもつ新しい可能性について論じていただきました。
ネットの上で構築された親密な場所が多くの人を巻き込み、新しい情報の流れをつくっていることをとくに強調されていたと思います。
報告終了後は参加者から「新しい公共圏の可能性」や「デジタル・ディバイド」などについて熱心な質問が相次ぐなどとても盛り上がり、佐藤先生そして参加者の皆さまのご協力により、たいへん有意義な研究会となりました。