HOME > Q&A

Department of Education Faculty of Letters Gakushuin University

Q&A

よくある質問

教育学科は教育学を学ぶのですか、教員養成が中心なのですか。
小学校教員免許取得を可能にする授業科目をすべて開設しますし、入学者には小学校免許取得を強く促します。したがって、教員養成中心と言えますが、教育学関係授業科目も多数開設するので、教育学に関連する知識も十分に習得可能です。
小学校教員の免許を取得するためにカリキュラムが組まれているのですか。
はい。小学校教員の免許取得に必要な科目群はすべてそろえています。
教育学科では何の免許がとれるのですか。
所定の単位を取得すれば、小学校教員一種免許の取得が可能です。
中学校や高等学校の教員免許も取れるのですか。
教育学科は、小学校教員を養成する学科ですので、基本的には小学校教員免許状の取得を目指していただくことになります。その上で、例えば中学校の教科の免許状も取得を目指すという学生がいた場合は、他学科の教職科目を履修することが必要となることから、指導助言を行っています。複数の免許状を取得することは、それだけ取得するべき単位数が増加することから簡単ではありませんが、卒業生の中には、努力を重ねて卒業時に複数免許状を取得していった者も少なくはありません。
教員になるにはお金がかかるってほんとうですか。
教育学科の授業料は、文学部の他の学科とそれほど変わりません。「お金がかかる」という風評は、おそらく学部を卒業してもすぐには専任教員になりにくいという実態に由来しているかと思います。専任教員になるまでの間非常勤講師をしている人が多く、その間、十分な収入を得ることが出来ないために保護者に負担がかかっているためでしょう。ただし、小学校教員の場合は、中高教員に比べると、学部卒業後すぐに専任教員になる人の比率はかなり高いといえます。
卒業後の進路はどうなるのですか。
小学校の教員を目指す人が多いでしょうが、教育学関係の大学院に進学する者もいるでしょうし、行政や民間企業、NPO等に進むものも出るでしょう。多文化共生社会に対応するために教員になる前に海外で様々な体験を重ねておこうという学生も出ると思われます。
教員採用試験対策はどんなことを考えていますか。
教員採用試験問題の検討や面接試験対策なども考えていますが、日常の授業を通して、教員への強い意欲と、教員として備えておくべき技能・知識・態度の育成に力を注ぐ予定です。また、入試が文系型であることから、必ずしも理科や数学が得意でない者もいることを想定し、通常の授業の枠外で理科と数学の特訓を実施することも検討しています。
どんな教育をするのですか。
教育方法についてのご質問と理解してお答えしますと、小学校の教育現場で多様な教育形態を実践できるように、大学の授業でも多様な教育形態を用意しています。その中でも学生主導の演習形式の授業やグループワークが大きな比率を占めます。また、免許取得関連科目では、模擬授業と授業内容についてのディスカッションが大きな比重を占めています。
どんな教員養成をするのですか。
特に重視しているのは、子どもたちに豊富な本物の体験をさせることのできる教員、今後様々な文化的背景を持つ子どもたちが増えると予想されますが、そのような多文化共生社会における小学校教育を担える教員、子どもたち自身が持続可能な社会を自分たちが作っていくのだという意識を育めるような教員の育成を目指します。
どんな教授陣ですか。担当する先生は何人いるのですか。
担当する専任教員は助教を含め13人で、日本有数の教育学者や教育実践者で構成されています。詳しくは教員紹介のページをご覧ください。そのほかに非常勤の先生がのべ15人います。
外国語はどのくらい学ぶのですか。
第一外国語8単位と第2外国語4単位が必修です。外国語は通年で1科目学習して2単位ですから、6科目学ぶことになります。
小学校と中学・高校の教員免許の両方を取得する場合、教育実習には何回行く必要がありますか。
2回行く必要があります。
教育実習以外の実習はありますか。
自然体験実習と社会体験実習があります。この二つの実習は、今後の小学校教員にとって極めて重要なものと考えており、単位修得を義務付けています。
体験型授業ではどのようなことをするのですか。
たとえば自然体験実習の場合、学習院大学キャンパス内で自然体験についての基本的な技術や知識を習得するとともに、学外の森林で2泊3日のキャンプ生活をし、森林の間伐や近くの農地での稲作体験などをしてもらう予定です。 社会体験実習は、教育関係・介護関係以外の諸施設(企業・NPO等)で30時間の体験を行います。体験場所は自己開拓してもらうほか、担当教員が引率するプログラムに参加する方法もあります。教員になる人には学校以外の社会を知ってもらうことも重要だと考えているからです。
大学に入ったらサークル活動も一所懸命したいのですが、その余裕がありますか。
学校現場は健全な肉体をもった教員を欲しがっていますので、特に運動系の活動を行うことはぜひお勧めしたいと思います。ただ、小学校教員免許取得のために、履修しなければならない科目が多いので、入部しようとするサークルの活動曜日や活動時間帯をしっかり把握し、活動が可能であるという見通しをつけておく必要があるでしょう。
詳しく知るにはどこに問い合わせれば良いのですか。
本ホームページの「お問い合わせフォーム」にメールしていただくか、教育学科事務室(03-5992-1267)へ直接お問い合わせください。
ページトップへ戻る