HOME > ご挨拶

Department of Education Faculty of Letters Gakushuin University

ご挨拶

学科主任メッセージ

教育学科開設にあたって

 教育学科は、小学校教員の養成を主たる目的として新たに誕生した、文学部の8番目の学科です。ご存知のように、これまでも学習院大学では中学校・高校の免許を取得することができました。このページをご覧になっている皆様の中にも、「学校の先生ではないが、教員免許は持っている」という方がいらっしやるでしょう。ではなぜ今、新たに学科を設置して小学校教員の養成を目指すことにしたのでしょうか?それは、この学習院大学だからこそできる独自の教員養成の方途があると確信したからなのです。

 学習院大学ならではの教員養成とは、具体的にはどんなことでしょうか?以下、3点に絞って説明します。

 第1点は、教員としての専門性です。これからの小学校教育で最も重要になるのは「学習者中心の学び」です。学習者である子どもたちを中心にした学びを実現するには、指導する教員自身が「教育」に対して従来以上の深い理解を持ち、多彩な実践手法を習得していることが不可欠です。
 第2点は、「本物体験」についての指導力です。今の子どもたちの周りには仮想現実があふれています。私たちの生活において、この仮想現実の比率は今後ますます増大するでしょう。しかし、小学生の順調な発育には豊富な本物体験が不可欠です。だからこそ、これからの小学校教員には体験型学習の指導力が必須なのです。
 第3点は、グローバル化する社会への対応力です。国際化が進む現在、日本の小学校にもさまざまな文化的背景を持った子どもたちがいます。今後、グローバル化とともにさらに多くの外国人の生徒が入学してくることが予想されます。これからの小学校教員には、日本語を母語としない子どもたちに対する日本語の指導力や、中国語や韓国語など、アジアの言語に対する基本的な理解力も求められることになります。

 学習院大学の教育学科は、これまでの小学校教員養成では重視されてこなかった、上記のような能力をしっかりと身に付けることができるカリキュラムと教員体制を整えていると自負しています。

【卒業生の進路について】

 平成25年度から新入生を受け入れて、その4年後には卒業生を社会に送り出すことになります。もちろん、教育学科の卒業生のうちなるべく多くの人々が小学校の教員となって、教育の現場に立つことを願っています。しかし、入学した後に自分自身の教員としての適性に疑問を抱く人もいるでしょう。そういう方のために、教育学科のカリキュラムは小学校教員免許を取得しなくても卒業できるようになっています。仮に教員免許を取得せず、学校以外の企業に就職した場合でも、4年間で培われた教育に対する深い理解力、体験型学習における指導力、あるいはグローバル化する社会への対応力は、現代の企業においても十分に通用するはずです。教育関連企業への就職はもとより、海外に展開する日本企業、あるいは日本での展開を図る外国企業などでの活躍を大いに期待できると信じています。

ページトップへ戻る