東アジア学ナリッジセンター
東洋文化研究所の55年間の研究が評価され、文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業に採択されました!!(2007年4月)
文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業とは?(文科省応募要項をもとに)
私立大学の大学院研究科、研究所(大学院研究科と研究所の複合組織も可)の中から、多様な人材を受け入れ、研究と併せて若手研究者や高度専門職業人などの 人材養成を行ったり、研究成果を広く公開するなど、オープンな体制の下に、研究を推進する優れた研究組織を「オープン・リサーチ・センター」に選定し、総 合的かつ重点的な支援を行うことにより、私立大学における研究基盤を強化し、我が国学術研究の発展に資する。
学習院大学東アジア学ナリッジセンターの目的
これまで体系的には紹介されてこなかった学習院大学所蔵東アジア関連資料の調査・整理・公開を通じて、国内外の東アジア研究者がこの学術資源を有効に活用 し、学術交流の促進がなされるようにすることが本研究の大きな目的です。それは、結果として学習院大学が東アジア学の知識の拠点(ナリッジセンター)とな ることにほかなりません。「東アジア学」とは、いまだはっきりとした定義のある学問分野ではありませんが、中国大陸・朝鮮半島・日本列島などを中心とした 地域を対象としたインターディスプリンな研究を示します。多様な研究分野をひとつにつなげるものが原典資料です。自らが所蔵する資料を公開し、国内外の機 関が相互に情報交換することが東アジア学の形成に寄与するものであると考えています。
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学習院大学所蔵「東アジア学」関連資料
学習院は京都に開設されて以来、130年以上の歴史を有し、東アジア各国と長い間、継続的に関係を有してきました。幸いなことに、この間、学習院が収集し てきた資料は、戦災・震災を乗り越えて現在に至るまで保管されています。近年、これらの資料を再度丁寧に調査する機運が学内に広がり、東洋文化研究所でも アーカイブズプロジェクトを立ち上げ、東アジア関連資料のデータ収集をすすめてきました。その結果、重要な資料が多く所蔵されていることがわかりました。 例えば、(1)漢籍(漢文資料) (2)朝鮮戸籍大帳 (3)友邦文庫[朝鮮総督府関連資料] (4)乃木文庫[台湾総督府関連資料] (5)磯野誠一文庫[蒙古関連資料] (6)旧東亜経済調査局所蔵回教関連資料 (7)朝鮮総督府寄贈資料 (8)林博太郎文庫[満州教育関係] (9)田中文庫[戦前東アジア法学関係資料] (10)風俗写真・絵はがき資料(朝鮮・満州) (11)旧学習院歴史地理標本室所蔵地図資料などがあります。これらの資料群を調査・整理・公開することは学術的に重要なことであると考えられます。
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