ワーク・ライフ・バランス
9月9日にWLBカンファレンスを開催いたしました
現在、多くの企業がワーク・ライフ・バランス(WLBと略す)施策に取り組み、また2007年に政労使が共同して仕事と生活の調和憲章を作成するなど、WLBに対する関心が高まっております。しかし、企業のなかには、どのように取り組めばよいのか悩んでいるケースが数多くみられます。とくに中小企業では、関心があってもどうすればよいのかといった不安も強くみられます。
学習院大学経済経営研究所(GEM)では、2006年にWLBの研究プロジェクトを立ち上げました。2007年に、企業のための自己診断指標であるWLB指標を30数社の先進的な企業と共同で作成し、その指標の活用方法等をまとめた本を2008年に出版いたしました。2009年には中小企業版のWLB指標を作成し、近々、出版の予定です。さらに、多くの企業にWLBの重要性を認識していただくとともに、WLBを実現する効果的な取り組みを共有していただくための講演会として「公開ワーク・ライフ・バランスカンファレンス」を開催してきました。
第1回の講演会を2008年に開催し、約300の企業、機関からのご参加をいただきました。本年は、第2回目として、「中小企業におけるWLB」をテーマにした講演会を行いました。基調講演には、「中小企業におけるWLB」研究の第一人者である渥美由喜氏をお招きし、事例報告として株式会社イノスと株式会社インデックスの方々に講演をして頂きました。いずれもユニークな取り組みをされている企業です。
- 内閣府発行 共同参画 平成21年3月号に、株式会社イノスの取組事例が掲載されました。記事はこちら (PDF:1002KB)
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