取得できる資格

さまざまな進路の中でも、企業への就職はやはり最も多くの人が選ぶものです。学習院大学文学部は従来から企業からの評価が高く、就職率・就職先を見る限りこれまで先輩たちは健闘してきたと言えるでしょう。キャリアセンターの用意する各種セミナーや対策講座を活用しながら早めに準備を進めておけば、皆さんにもさまざまな可能性が開かれるはずです。

教員

本学の教職課程では、現場で実践にあたっている教員の方々を数多く講師として招き、充実した教職専門科目を提供しています。中でも教科教育法では、演習に準じた少人数教育を徹底しています。授業では、グループでの討論や発表といった多様な方法で学習をすすめています。また、卒業生との合同研究や夏期合宿、シンポジウムなどの課外活動や、学生の自主的学習会も、教職を希望するひとにとっての重要な学習機会となっています。

各学科で取得できる免許状の種類と免許教科

中学校教諭
1種免許状
高等学校教諭
1種免許状
哲学科 社会 公民
史学科 社会 地理歴史
日本語
日本文学科
国語 国語・書道
英語英米
文化学科
外国語
(英語)
外国語
(英語)
ドイツ語圏
文化学科
外国語
(ドイツ語)
外国語
(ドイツ語)
フランス語圏
文化学科
外国語
(フランス語)
外国語
(フランス語)
心理学科 職業指導 職業指導
教育学科 小学校教諭1種免許状

詳細情報は学習院大学教育課程HPをご覧ください

学芸員

博物館(美術館や資料館、文書館や文学館、あるいは水族館や動物園も含まれます)には専門職として「学芸員」が配置されています。展覧会の企画を立てたり、収蔵品を保存管理したり、その活動はさまざまですが、広く言えば社会に対しての文化的なサービスを提供し、また学校とは違うかたちで教育活動も行うという、とても興味深い仕事と言えます。学芸員になるためには学芸員資格が必要です。学習院大学では「博物館に関する科目」を履修することで、この資格を取得することができます。

詳細情報は学習院大学学芸員課程HPをご覧ください

図書館司書

図書館司書とは、都道府県や市町村の公共図書館等で、図書をはじめとする資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門職です。ふだん図書館を利用する側からは気付きにくいことですが、本棚にどのような図書を並べるのかのチョイスから始まって、ネット上での検索のためのデータ作成、閲覧者からの問い合わせへの適切な対応、貴重なものも含めて様々な資料の蒐集と管理保存など、実に多くの業務を受け持つ専門的な職業で、幅広い教養と共に、情報の最先端を常に把握していることが要求される仕事です。こうしたプロの仕事によって、私たち大学生の研究のみならず、小中高を含めて社会一般における教育活動、あるいは地域の文化的活動は支えられているのだといっても過言ではありません。

詳細情報は学習院女子大学HPをご覧ください

公認心理師

公認心理師とは、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、心の支援を必要とする人の心理状態の観察と分析を行い、その人やその人の関係者に、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助を行う心の専門職の国家資格です。専門職として心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供も重要な職務です。病院の心理スタッフ、スクールカウンセラー、児童相談所から高齢者福祉施設など、幅広い福祉施設で心理専門職の活動が期待されています。本学臨床心理学専攻では2018年度より、従来の臨床心理士養成を軸として公認心理師受験資格に対応しています。 また、心理学科でも2019年度より公認心理師受験資格科目カリキュラムがスタートしています。公認心理師受験を目指すためには、学部での25科目に加えて大学院での10科目を取得して卒業するコースが一般的です。(別ルートの受験資格に関しては、厚労省のHPを参照してください。)