水野 雅司 教授


水野 雅司教授 映像芸術文化論を担当。

主に第二次世界大戦期の体験や出来事の影響のなかで創作をしている作家・芸術家を中心に研究をしています。戦争や災害といった事象は、人類の芸術活動のなかでもおそらく最も古くからある普遍的なテーマであり、現在でも多くの芸術家たちが戦争や災厄に敏感に反応した作品を生み出しています。フィクションであるかノンフィクションであるかにかかわらず、そこには新たな表現形式の創造がわたしたちの現実に対する認識を更新するという、創作行為と現実認識との緊張関係を見てとることができます。授業では、言語化・物語化しがたい体験の衝撃を芸術家たちがどのように受け止め、どのように作品化しようとしているかという点に焦点を当て、(非言語的なものを言語化しようという文学の試みともパラレルな)映像芸術における表現の問題について理解を深めていければと考えています。  




教員紹介





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目白1-5-1北2号館6階631室 
学習院大学 人文科学研究科
身体表象文化学専攻
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