統計物理学懇談会(第 6 回)の記録
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公開:2018年1月16日、最終更新:2018年4月12日
研究会は無事に終了しました。参加してくださったみなさん、講演してくださったみなさんに感謝いたします。
一部の講演のスライドを見ることができます。
統計物理学とその周辺の分野について、様々な話を聴き自由に議論することを主眼にした研究会を開きます。
ご興味のある方は、ぜひ積極的にご参加ください。
この研究会は 2013 年から始めて今回が 6 回目です。
これまでの研究会には幸いにして多くの人に参加していただき充実した素晴らしい会になりました。
過去の記録はトップページからご覧ください。
肩の凝らない、しかし、長い目で見て意義のある会にしていきたいと考えています。
どうかよろしくお願いいたします。
世話人:齊藤 圭司(慶応大学理工学部)、田崎 晴明(学習院大学理学部)
日程
2018 年 3 月 12 日(月)、13 日(火)
(12 日は午後のみ、13 日は午前 + 午後)
会場
学習院大学南 7 号館 101 教室
(山手線目白駅から徒歩で約 3 分)
目白駅の唯一の改札を出て右に向かい横断歩道を渡れば、目の前が学習院大学の西門。
方向感覚の悪い人でも迷いません(道順はこちら)
プログラム
(原則として、講演 40 分 + 議論 20 分)
3月 12 日(月)
13:00-13:05
世話人挨拶(すぐ終わります)
13:05-14:05
求 幸年 (東大物工)
キタエフスピン液体におけるマヨラナ励起(講演スライド)
14:05-15:05
布能 謙(北京大学)
quantum speed limitに関する最近の話題(講演スライド)
(休憩 25 分)
15:30-16:30
渡辺 悠樹 (東大物工)
空間の対称性とフィリングに基づくトポロジカルに非自明な絶縁体の研究
16:30-17:30
渡辺 澄夫(東工大情報理工)
統計力学と統計学の形式的な相違点を考えることに物理学の課題があるだろうか(講演スライド)
3月 13 日(火)
9:45-10:45
杉浦 祥(東大物性研)
平衡化した量子純粋状態が持つエンタングルメントエントロピーの普遍的な振る舞い(講演スライド)
10:45-11:45
塩崎 謙(理研)
時間反転対称性によって保護されたトポロジカル相と密度演算子の部分転置について(講演スライド)
(昼食など 1 時間 15 分)
13:00-14:00
緒方 芳子(東大数理)
量子シャノン・マクミランの定理とその応用(論文 1、論文 2)
14:00-15:00
松本 啓史(国立情報学研究所)
数理統計学から見たThermo-Majorization:統計モデルの比較と情報スペクトル(講演スライド)
(休憩 30 分)
15:30-16:30
関口 雄一郎 (東邦大学)
数値相対論と連星中性子星合体からの重力波(講演スライド)
16:30-17:30
田中 肇(東大生産研)
液体の構造秩序化とそのインパクト:剛体球液体から水まで
更新記録
- 2018/3/15 いくつかの講演のスライドを公開。
- 2018/2/14 全講演のタイトルが確定。
- 2018/2/9 懇親会の情報を掲載。
- 2018/1/29〜 プログラムを確定。講演タイトルを順次掲載。
- 2018/1/17 暫定的なプログラムを公開。
- 2018/1/16 ページを作成、講演者リストを公開。
田崎晴明
学習院大学理学部物理学教室
田崎晴明ホームページ
hal.tasaki@gakushuin.ac.jp