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戦略的研究プロジェクト

基礎物性研究センター戦略プロジェクト


【このページの目次】
研究目的・意義
研究体制ならびに構成員
研究課題:
環境調和を指向する基盤技術と新物質の開発
 

研究目的・意義

  
   地球環境と調和した持続可能な社会の実現は、今や全地球的な課題であり、この視点を持たない科学・技術の発展はあり得ない。 この課題を達成するには、十分な自然科学的基盤に立脚した「環境科学」の確立が望まれる。 本事業においては、基礎物性研究センターにおけるこれまで2期(1年の延長を含む)、11年間のハイテク・リサーチ・センター整備事業、 特に最終年度の「環境調和と経済性を重視した高機能性分子集合体の実用化」の成果を発展的に継承し、国内外の研究者とも連携して、 共同研究プロジェクトを強力に推進する。 両専攻における、有機、無機物質にわたる新機能性物質の開発、物性評価とそのための新しい測定技術の開発についての豊富な実績を基盤に、 環境調和に役立つ新物質開発、環境調和を指向する基盤技術の開発の両面から研究を推進する。 物質科学についてのこのような基礎研究は、長期的には、新しい時代の「環境科学」の基盤の一つとなると期待される。
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研究体制ならびに構成員

 自然科学研究科物理学および化学専攻所属教員のほぼ全員が参加して研究グループを構成する。両専攻は、超高圧、超低温、微少重力、真空表面、気相成長、水触媒等の「制御された環境」を用いた有機、無機物質にわたる新機能性物質の開発、物性評価とそのための新しい測定技術の開発において豊富な実績を持っている。また、本研究科には「自然環境」の計測における先駆的な研究を生んだ誇るべき伝統がある。これらの実績と伝統を最大限に活用し、両専攻が相互に密接に連携しながら強力に推進する。また、緊密な協力関係にある学外の研究者の参加を求める。  具体的研究課題を、1.環境調和を指向する新無機物質開発、2.環境調和を指向する基盤技術の開発に分ける。研究課題間の情報交換を密にし、両者の知見を互いに生かしつつ研究を推進する。さらに、国内外との情報交換にも積極的に取り組み、研究成果の発信、交換を行う。
構成員 研究課題
高橋利宏
(プロジェクトリーダー)
新機能性材料としての分子性導体の構造・機能相関の制御と新機能探索
持田邦夫 ヒドロシリル化触媒反応の素反応過程の解明と新触媒の開発
秋山隆彦 効率的な不斉分子触媒の創製
赤荻正樹 超高圧高温を用いた新規無機化合物の創製と物性評価
稲熊宜之 高効率エネルギー変換材料開発のための新規無機物質の創製
渡邉匡人 高効率熱電変換のための熱電材料の開発とプロセス制御
石井菊次郎 特殊環境下における分子凝集
岩田耕一 半導体ナノ粒子中での光エネルギー変換過程の観測とその機構解明
村松康行 微量元素分析法の環境及び新素材研究への応用
荒川一郎 水サブナノクラスター上の真空紫外励起反応機構
平野琢也 極小エネルギーを利用する量子ダイナミクスと量子情報技術の研究
田崎晴明 非平衡系の環境への負荷に関する基礎理論