中等科父母会

2015年度中等科主務幹事
2018年度高等科主務幹事
井門 英子

学習院父母会では、学校とご家庭との橋渡しを役割とする学年幹事を、毎年各クラスより3名ずつ選出して活動していただいています。(中1は学年の父母会初日にクラスでご相談にて、中2以上は年度初めに投票で決めます。)
学年幹事は1学年、総計15名で1年間を担当しますが、一度経験すると高3までは再選されないので、中高6年間で学年の4割くらいの方が幹事を経験することになります。
父母会活動が具体的にどのような内容なのかわからず、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。1年間の主な活動内容等をお伝えしますのでご参考になさってください。

1.役割分担

役割 人数
主務 又は 常任 1
書記 1
会計 1
渉外 1
幹事 11
(中3では卒業対策担当 1名を含む)

主務は中3の常任・学校代表。常任は中1・中2の学年代表
主務、常任、書記、会計、渉外は4役として学年活動をリード

  • 三科会

    主務・常任は学年代表として1年間務めます。
    父母会主催の主務幹事会(年3回)、常任幹事会(年3回)、三科主務常任懇談会(三科会)、中高櫻友会関係の会合等に出席し、先生方や役員の方といろいろな日程調整やご相談をして、幹事の皆さんが活動しやすいように働きかけ、父母会活動の中心となって動きます。
    主務常任幹事会では父母会の役員の方々との話し合いはもちろん、院長先生、専務理事、常務理事の先生方との意見交換をすることもでき、学年の皆様からのご意見ご要望を、精査した上で直接お伝えすることができます。
    また各学期初めには、高等科の主務・常任と一緒に、学校でお世話になっている事務の方々や用務の皆様、門衛の皆様のところに父母を代表してご挨拶に伺い、主務は卒業時には、近隣でお世話になっている目白駅、雑司が谷駅、目白警察署、駅前交番、目白消防署に卒業生父母を代表してご挨拶に伺って、卒業のご報告と日頃の感謝の気持ちをお伝えしにまいります。目白警察署では応対してくださった署長さんが署長室に通してくださり、学習院から贈呈された乃木院長がお使いだった机や棚を見せていただき感激いたしました。
  • 書記は各会合の議事録の作成や、学年幹事から出すお手紙の作成をします。
    また、中等科だよりの原稿執筆の依頼をします。
  • 会計は学年でお預かりする父母会費(目白会費)の管理をします。
  • 渉外は他校渉外との集まり(東京都私学父母の会の会合)に出席します。
    また、第3支部拡充大会運営に関わり、学習院の出席者の取りまとめをします。

2.出席をお願いしたい会議等

  • 父母会総会及び総会後の懇親会 ※
    年1回(5月)
  • 学年幹事会※
    学年の5主管と学年幹事15名による懇談会 年1回
  • 合同幹事会※
    科長先生・教頭先生・教務課長先生・生徒課長先生・事務長と3学年全員の幹事との懇談会 年1回
  • 学年の幹事会
    学年により活動回数が異なります。卒業学年は少し多めとなりますが、学年の幹事会に関しては、なるべく多くの幹事の方が出席できるよう相談して、幹事会の日程を決めます。

※全員での出席をお願いしています。

学年幹事会

中等科合同幹事会

3.その他の主な仕事

  • クラス懇親会・学年懇親会等の企画・運営をします。
  • 鳳櫻祭での正服頒布会の企画・運営をします。
    使われなくなった正服等を寄付していただき、格安のお値段で販売します。収益金は通常はユニセフ募金に寄付していますが、2019年度は台風等の災害の多い年でしたので、災害義援金として日本赤十字社へ寄付させていただきました。
  • 鳳櫻祭やいろいろな所で行われる学校説明会に先生方に同行して、受験希望者のご父兄の質問に、受験を経験した父母の立場でお答えします。
  • 卒業学年の中3では、卒業記念品の準備等、卒業関係の仕事があります。

学年懇親会(クリスマス会)

学年懇親会(クリスマス会)

正服頒布会

卒業記念品準備

4.幹事を受けて

幹事をすることはご心配をされるほど、そんなに負担のかかる事ではありません。最近はお仕事をお持ちの方も増えてきていて、お忙しい方が多いのですが、幹事会等は学年幹事15人で調整して、なるべく皆さんにご負担がかからないようにしています。Line等のSNSを使って父母会室に集まらないで話し合いをすることもしています。
必ず全員の出席をお願いしているのはほんのわずかです。その会議は、より身近に先生方から直接お話を伺える貴重な機会です。
ご家庭と学校の間の橋渡しをするのが幹事のお仕事ですが、幹事をすることにより、先生方が、子どもたち一人一人に寄り添い、将来まで見据えた素晴らしいご指導をしてくださっていることが本当によくわかります。
そして幹事のお仕事を1年間ご一緒することで、父母も子どもたちと同様、かけがえのない友人を作ることができます。年度初めに幹事のお声がかかった際は、躊躇することなく幹事を受けて、素晴らしい1年間を体験することを是非お勧めいたします。

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