中等科父母会

学習院では学校の経営を「教職員」、「卒業生」、「父母」の三者で運営していくことが「校規」に定められています。学習院父母会はその中の「父母」による組織であり、幼稚園から大学までの父母又は保証人(以下保護者)がその会員となります。(詳しくは学習院父母会のサイト をご覧ください)。
各学校にはそれぞれ父母会が設置されており、学習院中等科父母会では、各クラスの保護者から3名(中等科からの入学者2名と初等科出身者1名)が幹事として選出され、任期である1年間、役割を分担して活動を行っています。

1.幹事選出方法

  • 1年生
    初回の保護者会にて話し合いで決定
  • 2,3年生
    年度はじめ投票にて決定

    ※一度幹事を経験した方が中等科在学中に再選されることはありません。

2.幹事の役割分担

  • 四役:主務/常任幹事、書記、会計、渉外
    学年幹事の中心的役職となります。常任幹事は学年の代表を務め、3年生の常任幹事が主務幹事となって学校の代表を務めます。基本的に1名ずつですが、書記は2名とすることもあります。
  • 係:制服頒布会、学校説明会、懇親会、中等科だより、卒業対策(中3 のみ)
    四役以外の幹事は係となります。各係の人数は3~5名で、人数の都合上2つの係を兼務することが多く、四役でも会計と渉外は係を兼務することができます。

3.幹事の主な活動
(★印は学年幹事全員、その他は係のみの活動)

① 学年内の活動

  • 定例幹事会 ★
    学年幹事のミーティングになります。必要に応じて年1~3回程度開催します。
  • 学年幹事会
    学年主管の先生方と学年幹事による懇談会です。年1回、夏ごろに開催します。
  • 保護者懇親会 ★
    係の幹事を中心に保護者懇親会の企画・運営を行います(年1、2回程度)。
  • 卒業関連の対策
    3年生のみ卒業対策係を設け、卒業関連の活動(記念品の準備等)を行います。
  • 次年度幹事選出 ★
    翌年4月の新幹事投票用紙の開票・集計作業等を行います。

学年幹事会

卒業記念品準備

② 中等科3学年合同の活動

  • 合同幹事会 ★
    科長先生・教頭先生・教務課長先生・生徒課長先生・事務長と3学年の幹事全員による懇談会です。 年1回、2学期の終わり頃に開催します。
  • 中等科だよりへの寄稿
    係の幹事が1人1回、毎学期末に発行される中等科だよりに寄稿します。
  • 制服頒布会
    係の幹事が使われなくなった制服の寄付を募り、鳳櫻祭にて格安のお値段で販売します。収益金はユニセフ募金等に寄付しています。
  • 学校入試説明会のお手伝い
    係の幹事が1人1回程度、学校入試説明会の質問ブースなどで受験生の対応を行います。
  • 東京都私立中高父母の会の大会等への出席
    渉外を中心に、年2~3回程度開催される各会合に出席します(高等科と連携)。

合同幹事会

制服頒布会

③ 学習院父母会幹事としての活動

  • 父母会総会に出席 ★
    毎年5月に開催される学習院父母会総会に出席します。
  • 父母会本部、他科、中高等科櫻友会との会議などに出席
    主務・常任幹事は、学習院各科の主務・常任幹事が集まる会議など、中等科外の関連団体との会議に出席します。

4.活動目的について

中等科父母会では懇親会や各幹事会などを通じて、保護者と保護者、保護者と学校との橋渡しをすることを主な目的として活動しています。先生方や学校、父母会本部、理事の方々、中高等科櫻友会幹部の方々と話し合う際には、保護者アンケートより抽出したご意見やご要望をお伝えし、それに対していただいたご回答を保護者にフィードバックすることで相互理解の促進に努めます。
活動については幹事同士で話し合いながら、どなたにも無理のない内容や頻度となるよう心掛けています。複数の活動がなるべく同日内に行われるよう調整し、最近はSNSなどを活用することで、幹事が学校に足を運ぶ機会は数えるほどとなっています。
幹事になることで、普段はあまり関わる機会のない先生方とお話しすること、学校についてより深く知ることができます。また、それまで接点のなかった方々と知り合うことで、新たな友情も芽生えます。最初は不安に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、幹事に選出された場合にはご心配されることなくお引き受けいただければと存じます。

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