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ゼミ紹介
学習院大学文学部史学科の日本史・東洋史・西洋史の9つのゼミを解説いたします。
日本史
鐘江 宏之 教授
<日本古代史>
鐘江ゼミ(日本古代史)
日本古代史ゼミには、飛鳥・奈良・平安(摂関期ごろまで)時代を研究したい学生が集まっています。自力で研究を進めるための実力をつける共通の史料として、ふだんは律令法の『類聚三代格』を読み、夏合宿では六国史の『続日本紀』に取り組みます。私の専門は、律令地方行政、律令制度形成史、辺境社会での文化伝播などを、木簡などの出土文字資料を含む多様な史料で解明していくことですが、集まっている学生の問題関心ははるかに幅広く多岐にわたっています。
家永 遵嗣 教授
〈日本中世史〉
家永ゼミ(日本中世史)
日本中世史ゼミは、『吾妻鏡』の講読を通じて、①史料の現代語訳をできる、②「史料に書いてあること」についての先行研究を調べられる、③他の史料から関係する記事を検出して検討できる、力を養います。2年次に①~③を体得して、3年次に卒論のテーマ探しを始めます。家永の専門は室町幕府政治史で、建武政権から戦国初期(伊勢宗瑞)までが範囲です。ゼミ参加者では戦国時代史の人気が高い傾向ですが、院政期についての卒論を『学習院史学』に発表した先輩もいます。先輩たちの過去の卒論を保存してあり、そこから研究の糸口を見つける人もいます。
佐藤 雄介 准教授
〈日本近世史〉
佐藤ゼミ(日本近世史)
日本近世史(おもに江戸時代)を担当しています。江戸時代は比較的史料が多い時代で、それがゆえか、学生の興味関心もさまざまです。そのため、私のゼミでは、各学生が各々の興味関心にしたがって史料を探し、自由研究報告を行うというスタイルをとっています(史料の探し方などはアドバイスします)。私自身は、天皇・朝廷を中心に、政治史・財政史を研究しています。最近はとくに幕末に関心があります。
千葉 功 教授
〈日本近代史〉
千葉ゼミ(日本近代史)
ゼミの対象は、空間としては現日本国の範囲はもとより、近代になって植民地に編入された台湾・朝鮮や傀儡国家「満洲国」なども入ります。時間としてはペリー来航~現在となりますが、いわゆる「戦後」に関してはテーマ・史料状況を見て卒論執筆可能か判断します。近代史はいろいろな切り口があり、オーソドックスな政治史や経済史のみならず社会史、場合によっては思想史なり美術史なり何なりとあり、それらすべて行うことができます。
東洋史
海老根 量介 准教授
〈東洋古代史〉
海老根ゼミ(東洋古代史)
東洋古代史ゼミでは、先秦から唐宋あたりまでの時代の中国および周辺諸地域について研究したい学生が集まっています。基本的に漢文史料を扱う研究分野を対象としたゼミです。私個人は先秦秦漢時代の社会史について、主に出土文字史料を用いて研究していますが、学部生はまずは伝世文献を読むのに慣れることが重要ですので、演習では『史記』の列伝を取り上げて参加者全員で輪読し、漢文史料を読み解く力や知識を養っています。長期休暇中の合宿や勉強会では、参加者の個別の研究テーマについて報告し、卒業論文の執筆につなげてもらいます。
武内 房司 教授
〈東洋近代史〉
武内ゼミ(東洋近代史)
演習では,まず,清代の行政文書(档案)をゆっくりと読み進め,アーカイブズなどの一次史料の面白さや,時代の雰囲気をつかんでもらうことにしています。その後で,参加者に各自の問題関心に基づいて,一年を通して取り組めるような研究テーマを設定してもらい,関連文献・史料を読み込み,その成果をゼミで発表してもらうという形式で進めていきます。これまで,清朝時期や近代の中国,朝鮮やベトナム,タイなどの大陸東南アジア,ネパール,チベットなどを研究発表のテーマに選び,そのまま卒業論文に発展させていった先輩も少なくありません。
西洋史
島田 誠 教授
〈西洋古代史〉
島田ゼミ(西洋古代史)
西洋古代史ゼミは、様々な地域の古代世界に関心ある学生が集まるゼミです。担当者の島田は、古代ローマ史を研究していますが、隣接する古代ギリシアの歴史のみならず、古代オリエント世界の各地、古代エジプト、古代メソポタミアや古代アナトリア(現在のトルコにあたる)などユーラシア大陸西部の古代史のみならず、大西洋を渡ったアメリカ大陸のコロンブス到来以前の文明、マヤやアステカ、インカなどの文明に関心を持つ学生が集まっています。ゼミの内容は、学生一人一人の関心に基づく報告と共通の外国語文献(史料の英訳や英語の研究文献など)の購読からなります。
亀長 洋子 教授
〈西洋中世史〉
亀長ゼミ(西洋中世史)
西洋中世史ゼミには、初期中世から17世紀末頃までの中近世ヨーロッパ世界や地中海イスラーム世界を学びたい学生達が集っています。教員自身はイタリアと地中海世界のネットワークや社会史が専門ですが、学生は政治史、制度史、経済史、宗教史、生活史、軍事史、ジェンダー史、美術・建築・音楽・文学・衣食住の歴史など様々なテーマなどで卒論を執筆しています。ゼミでは各自が選んだ英訳史料の訳出と関連事項の調査、個人研究テーマの発表などが行われます。西洋史合同のコンパや夏合宿に加え、卒業生も参加できるゼミ独自の展覧会見学やコンパ企画などでも盛り上がっています。学生が漠然とした関心を学問に高めて成長するのを見るのは教師の醍醐味です。
工藤 晶人 教授
〈西洋近代史〉
工藤ゼミ(西洋近代史)
西洋近代史ゼミでは、学生の興味、関心の赴くままにさまざまな研究を行っています。ヨーロッパやアメリカだけでなく、西アジア、アフリカ、オセアニアなどの地域を対象として、政治や外交から経済、教育、スポーツ、食にかかわるテーマなど、多彩な可能性のなかから学生一人ひとりが研究テーマを選び取っていきます。私自身もグローバルヒストリーを専門として世界各地のつながりや比較に関心をもっていますので、学生のみなさんと一緒に新しい知識を学ぶのを毎年楽しみにしています。
学生の声
史学科ゼミの学生たちの声をご紹介いたします。