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共同研究プロジェクト

北山 純 教授プロジェクト

「宗教性の心理的特質に関する深層心理学的研」

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1. 目的・内容・期待される効果など

 心理療法のプロセスにおいては、クライエントに生じた超越的なイメージが治療的な展開の基点となったり、その心理的体験が支えとして機能することがある。そこでは何らかの「宗教性」が人のこころに影響を及ぼしているものといえよう。近代以降、既存の制度宗教が衰退する中で、「宗教性」の特質について深層心理学的な見地から探索的に研究することが本研究の目的である。それを受けて、①心理学、宗教学等の学際的な領域にまたがる文献研究を行う、②心理臨床実践における宗教性の発現について検討を行う、③海外での研修参加等を通じて、深層心理学的な知見を得る、等が研究初年度の活動となる。宗教性は、東洋と西洋を問わず普遍的に生じる心理的特性だと考えられ、特に海外での多面的な情報収集の観点から、共同研究が重要な意味を成すと考えられる。よって共同研究者も含めて、積極的に海外での活動を行う予定である。その成果として①「宗教性」の歴史と特質について、②西洋と東洋の宗教性の異同についての包括的な理解・整理がなされることが期待される。

2. 研究スタッフ

【研究代表者】
・北山 純 :学習院大学文学部教授(心理学科)
【所員】
・林 公輔 :学習院大学文学部准教授(心理学科)
【客員所員】
・香月菜々子 :大妻女子大学人間関係学部教授
・公文 佳枝 :社団碧水会長谷川病院 公認心理師・臨床心理士
・宮澤 淳滋 :すずのきメンタルケアクリニック 臨床心理士
・山下 竜一 :上智大学総合人間科学部特任助教
・鹿野 友章 :横浜西口カウンセリングルーム 臨床心理士
【研究補助者】
・西山麟太郎 :学習院大学大学院臨床心理学専攻博士後期課程2年

3. 活動報告 [活動年度:2022年度~2024年度]

次年度以降に掲載いたします。

4. 今後の活動予定

次年度以降に掲載いたします。

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