英語
教育目標
- 英語によるバランスのとれたコミュニケーション能力の基礎を作る。話し手の意向などを理解する能力、自分の考えなどを話す能力、書き手の意向などを理解する能力、自分の考えなどを書く能力の基礎の育成をめざす。生徒が将来、それぞれの専門分野において国際社会で活躍する人材として必要となるコミュニケーション能力の基礎の育成を目指し、言語や文化に対する基礎的理解を深める。
中1
リーダー | A・B共通 | New Horizon 1の言語材料・言語活動を中心に行う。2レベルの習熟度別分割授業を行い、教科書の内容を十分に理解し、発表に応用できるコミュニケーション能力を養う。 |
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会話 | A・B共通 | 習熟度別にクラスを分割し、ネイティブ教員が日本人教員とティームティーチングで授業を行う。リーダーで扱った学習内容を踏まえ、「聞き取る」「話す(自分から発信する)」といった音声活動に重点を 置く。上位クラスはネイティブ教員とコミュニケーションを取る機会を増やし、難度の高い内容にも挑戦する。下位クラスは日本人教員のサポートを得ながら、英語音声に触れる楽しさを通して積極的な 学習姿勢を育成することを目標とする。 | LL | マルチメディア教室においてICT教材を活用し、生徒が英語の音声を正確に聞き取り、基本的な語句や 表現を理解する力を養成することを目標とする。授業では、文法項目ごとに構成されたリスニング教 材と、多読・速読用の教材を併用し、基礎文法の理解を体系的に深めるとともに、50語程度の英文を 聞き取って内容を的確に把握する力を育成する。さらに、正確な発音やイントネーションを習得する ため、音読練習を随時行い、表現力の向上を図る。ICTを効果的に活用することで、生徒一人ひとりの 学習ペースに応じた反復練習や自己評価を促し、主体的に学ぶ姿勢を育むことを目指す。 |
中2
リーダー | A・B 共通 | New Horizon 2の言語材料・言語活動を中心に行う。2レベルの習熟度別分割授業を行い、教科書の内容を十分に理解し、発表に応用できるコミュニケーション能力を養う。 | |
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会話 | A・B共通 | 2レベルの習熟度別分割授業を行う。主に英語で授業を行うティームティーチングを行い、コミュニケーション能力の基礎を作る。コミュニケーション場面を設定し、既習の言語材料を使用したロールプレイを行う。発音記号にも触れる。Classroom Englishの復習・定着から始め、「自己紹介」「自分の家族」「時聞について」「正確な日時をのベる」「レストランで」「買い物をして」について語る場面を設定する。「体の部分」「家族名」「国名」「国籍」「1,000以上の数」「家の中」「家具」「衣類」「様子・状態」に関する語彙の復習・定着を図る。「現在進行形」「比較級」「最上級」「場所の前置詞」「不定詞」「現在形」などの文法項目の復習・定着を図る。 | |
演習 | A・B共通 | 2レベルの習熟度別分割授業を行い、文の構造、発音についての理解を深め、使用できる語 彙を増やす。問題集を使用し、「過去形」「過去進行形」「未来を表す表現」 「There is/areの 文」「疑問詞」「助動詞」「接続詞」「動名詞」「不定詞」「文型」「比較」「受動態」などの文法 項目を取り扱う。文法を理解するだけでなく、習得した文法を活用できるようになることを 目指す。適宜、既習事項の復習も行い、文法や語彙力の増強を目指す。 | |
LL | マルチメディア教室を使用して、ICT教材を用いてコミュニケーション能力を伸ばすことを目標とする。教材は背景的知識を与えたうえで、英語のニュース、ドラマ、映画、音楽などを利用する。リスニング能力を伸ばすため、英語の音のつながり(連結・同化・脱落や音声変化)を導入・提示し、ナチュラルスピードの聞き取りの基礎を育成する。また、スピーキング能力を伸ばすため、オーバーラッピング、シャドーイング、ロールプレイなどを行う。取り上げる題材とその順序は、対象となる生徒の興味・関心・適正・能力に応じて柔軟に対応する。具体的には、「家族」「天気」「食べ物」「趣味」「思い出」「ペット」「ダイエット」「学校生活」「運動会」「夏休み」「文化祭」「クリスマス」「電話での会話」「パーティ」などが挙げられる。 |
中3
リーダー | A・B 共通 | New Horizon 3の言語材料・言語活動を中心に行う。2レベルの習熟度別分割授業を行い、教科書の内容を十分に理解し、発表に応用できるコミュニケーション能力を養う。 |
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会話 | A・B共通 | 2レベルの習熟度別分割授業を行う。すべて英語で授業を行うティームティーチングを目標とし、コミュニケーション能力をさらに伸ばす。コミュニケーション場面を設定し、既習の言語材料を使用するロールプレイを行う。生徒の独自の自発的な発想を生かした、より自由で創造的なコミュニケーション能力の育成をめざす。時制の適切な使用によるコミュニケーションの円滑・効率化をめざす。「音楽について語る」「アドバイスをする」「空港で」「レストランで」「病院で」「クレームをつける」「規則をのベる」「過去の経験」「今後の計画」「将来の夢」「ポップミュージックについて語る」「電話で話す」等の場面設定を行う。「性格を表す形容詞」「副詞」「休暇・余暇」「おとぎ話」に関する語彙を扱う。「現在完了」「動きのある前置詞」"can/can't" "have to/don't have to"「過去形」「過去進行形」「未来形」「関係代名詞の機能」「助動詞の用法」等の文法項目の導入・定着をめざし、「未来形」については"will"と"be going to"の用法の違いについても導入する。また「仮定法」「現在完了進行形」「原形不定詞」にも触れる。 |
演習 | A・B共通 | 2レベルの習熟度別分割授業を行う。文の構造や文法についての理解を深め、使用できる語彙をさらに増やす。主な言語材料・言語活動は文法を中心として構成する。「受動態」「現在完了」「文型」「不定詞」「主格・目的格の関係代名詞」「後置修飾」「接続詞」「命令文+and/or」「所有格の関係代名詞」「間接疑問文」「付加疑問文」「前置詞の用法」等の文法項目の導入・定着を目指す。学習した事項(文法)を基にライティングも実施し、自らの気持ちや意見を発出する能力の育成を図るとともに、英語でのライティングの方法や構造に関する基礎的な項目の理解を深める。 |
選択 | 生徒の多様性に対応するため、1学年全体のクラスの枠組みを取り払い、10クラス編成で行う。なお、上位3クラスについては英語能力の高い生徒にネイティブによる英語のみの授業を行う。テーマは"Sports and Culture" "Communication Strategies" 「英字新聞」「海外旅行」「ライティング」「映画」「多読」「英検」「ポピュラー・ソング」「1・2年の総復習」など。 |