学習院大学 法学部 | 法学科|政治学科

就職・キャリアサポートCareer Support

山木 拓也さん

教えて! 法学部生の就職事情ホントのトコロ

大学生活の総決算として直面する「就職」という大きな壁。その壁を乗り越えるために尽力してくれるキャリアセンターの職員さんに、学習院大生の就職事情と、学習院大生ならではの強みについて伺いました。

山木 拓也さん
大学卒業後民間企業への就業を経て、2009年(学)学習院に入職。2017年からキャリアセンターに所属し、学生の就職支援の業務に従事している。
  • 1法学部生が就活で困るのはどんな点?

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    法学部の学生は様々な業界業種に就職しており、幅広い選択肢をもって将来の進路を考えることができますが、他学部と比べて公務員を志望する学生が多い傾向があります。公務員志望の場合、民間企業との併願や、公務員試験後の民間企業へのシフトが必要になることがあります。公務員以外では志望する業界、企業がなかなか決められないという悩みを抱えている学生さんが多いかもしれません。

  • 2そうした困りごとへのアドバイスは?

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    志望業界が定まらない学生には「自己分析」に戻ることを勧めています。学生時代を含めてどんなことに取り組み、何を感じ、そして学んできたのかを整理するということですね。その過程で、自分がどんなことに興味があり、どんな形で社会の一員になるのかといったことを見極めることで、自分の志望する業界が見えてくることに繋がっていきます。
    また、公務員試験後に民間にシフトする場合でも、その時期に採用活動を行っている企業は多く、そうした企業に参画していただいて学内で合同企業説明会を実施しています。キャリアセンターでは、それぞれの学生の状況に応じた就職サポートを行っていますので、上手に活用してください。

  • 3学習院の学生(とくに法学部)の強みは?

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    学習院の学生は「真面目である、誠実である」という評価をよくいただきます。特に法学部の学生はこうした評価を得られる学生が多いのではないでしょうか。これは卒業生の方々の社会でのご活躍によるもので、脈々と続く学習院大学の伝統であり、とても大きな強みだと思います。
    さらに、ワンキャンパスで培われる学生同士の繋がり、卒業生との繋がり、そしてそこから生まれる「絆」の強さも大きな強みになっていると感じています。

  • 4学習院のキャリアセンター独自の取り組みとは?

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    キャリアセンターでは様々な就職活動支援策を実施していますが、やはり最大のポイントは面接対策セミナー(通称メンタイ)だと思います。メンタイは、200人以上の卒業生が、4年生の内定者(キャリアサポーター)とともに就活生に様々なアドバイスをしながら、面接対策などを実戦形式で行うもので、民間志望、公務員志望に関わらず多くの学生が参加しています。
    メンタイは、卒業生の「学生のために」という想いから30年以上にわたり継続しており、ここにも学習院大学の強みである絆の強さが見て取れるのではないでしょうか。

  • 5キャリアセンターのお仕事でのやりがいは?

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    就活生が納得して就職活動を終えられることに尽きますね。学生が就職内定の報告に来てくれた時や、晴れやかに卒業を迎えて次のステージに向う姿を見た時は、大きな喜びを感じます。
    就活生の中には企業とのマッチングが得られず、時間のかかる学生、自信を失ってしまう学生もいますが、そうした学生が内定を得られた時は喜びもひとしおで、仕事へのやりがいを感じています。